soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/10/07 OOIOO、ダダイズム、和泉希洋志 @ 梅田シャングリラ

和泉希洋志

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和泉希洋志さんは傘の下でプレイ。
嵐や獣の咆哮のようなザワツク音でのノイジーなリズムレス・ミュージックで脳が活性化しました。


ハーシュノイズはそれほど鳴ってないとこが多くのジャパノイズとは違うとこだったかな。


ダダリズム

素晴らしかった!2セットの演奏。


まずはフロアにあるシンバル×4のセットが向かい合ってふたつセットされててそれを2人が木琴のスティックで叩く。シンバルのカップを活用した音はまるでガムランのよう。


両者とも各手のリズム/テンポが違う。2人×2本の腕で4テンポのポリリズム。2人で叩いてるとは思えない、まるで集団でリズムが構築されていくような不思議な感覚でした。なんじゃありゃー。




2セット目。今度はステージの上で木琴のような楽器を向かい合って叩く
ポリリズムが展開されていた1stセットとは真反対。今度は両者がまったくの同期で叩く。ちょっとしたオカズ(のように他者からは見える)すらピシッと合わせる。合図ゼロでリズムがガラッと変わるのにまったくズレない!


10分ほど完全な同期を見せてから今度はズレ。最初は右手だけ次に両手と少しづつズレていく。
最後の高速フレーズによる絡み合いは”おわー……”って声がフロアから聴こえるほどすごいものでした。
1分の合間をとってポリリズムと完全同期を提示されるのは面白い。なんじゃありゃー。


OOIOO

プリミティブなようでビシっと揃った演奏。ヘンテコなリズムに曲構成なのに体の底から踊らされるような音楽。やっぱ最高だー。


山本精一さんの「Mantral」のカバーも聴けて大満足!あのギターフレーズを歌うんですね;


今回のOOIOOのハイライトは新ドラマーMishinaさんのお披露目。細かい手数でソフトに詰め込むタイプでOLAibiさんのパワフルなドラムとはまた違った風になってる。たまにドラムン風のビートを叩いてることも?
キリッとした目と開いた口が印象的な見てて気になるドラマーでありました。OLAibiさんの後任って相当難しいと思ったけど、この人ならアリだ!


あと長身+ワンピースでギターを弾くKayaNさんはお美しかったなー。