soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/10/09 orhythmo、ASTRO、kito-mizukumi rouber、MASONNA @ 難波ベアーズ

orhythmo

ベース演奏を主とした重心低めのノイズ。
ミナホの疲れ&飲み過ぎを回復させるために椅子に座りながら目を閉じて聴いてました。


一度ノイズライブを無の状態で聴くってやってみたかったんよなー。
気づいたら爆音になってる、でも耳にすっと馴染む音で気持ちよかった。

ASTRO

2人が向き合ってのエレクトロニクス・ノイズ。光線銃みたいなキュキュキュって音がASTROの特色だと思ってましたが本日はほぼ無し。


水に関する音が多くて深海に潜っていくような感覚がありました。僅かな光しかない青緑の世界。なんとなくレッドタートル思い出したり。


kito-mizukumi rouber

.esのサックスの人が加入して4ピースに。
ギターリフがキテレツでぐちゃぐちゃにやってるようにも聴こえるけど本人達には法則があるんでしょう。なぜか曲になってる;


サックスはノイジーなピーっ!って音を加える感じ。それが1番まともに聞こえるあぶらだこの2人の異常性;
最後にやってた曲のフロアとスネアを交互に叩くだけのドラム。あれが1番狂気を感じます。


MASONNA

ライヴ時間:1分55秒。


1、2、3、4!からのシャウトでジワジワ客の理性を狂わし、シャカシャカ缶を振り回しながらアンプに背中からぶつかる。マイクをポイ捨てしたら隅に落ちる。
勢いよくフロアへ飛び込み!
後ろ振り向いたら突撃されてでんぐり返しになってる人がいた;


フロアの奥から人々に荒々しくタックルしながら戻ってくる。
ステージに戻ったらマイクが見つからず、サブを取り出すも微妙な音。
足元いじりに切り替えてる間に客がマイクを救出。
もう一度フロアに飛び込み……再度1番奥から一直線にステージに戻ってきて音ストップでフィニッシュ!


2010~2014あたりの主体だった足元エフェクターいじりや静の緊張とかはほぼ入れず、ストレートに肉体的な攻め方をしてた気がします。
音もアクションもマゾンナのベーシックな部分を極めた感じ。”マゾンナってこんなんだよ”が凝縮されたステージでした。


しかし、今日のマゾンナはフロアの飛び込み、そしてステージに戻ってくる姿がスカッとするぐらい決まってたなー



マゾンナ、念入りにガムテでマイクスタンドを固定してたスタッフさんが"今回は倒れなかった!"と喜んでたのが面白かったです(笑)そんなバトルも繰り広げられてるのね;