2016/10/22 Bentham ＠ 2nd Line

Benthamのワンマン。よかったー！
ザゼン的なテクニカルなコトをやりはじめてもおかしくない演奏テク。そして超キャッチーなメロ。こりゃあ悪いわけがない！

キャッチーにテクニカルを混ぜるのがホントうまい。テクさを必要以上に感じさせないのも上手い。
バンアパが登場したときを思い出すけど、バンアパはジャズやフュージョンにロックをまぶす、Benthamはベースがロックでそこにテクをまぶす感じの曲作り。ある意味で真反対なのかもしれない。

途中でBPMを上下させるテク曲芸があったり、音響派的な音使いもあってポテンシャルは底知れなかったです。
「クレイジーガール」「タイムオーバー」「Tonight」「パブリック」とすでにイントロでフロアが爆発するキラーチューンを多数持ってるのも強い。とにかく曲が良い！

演奏は全員レベル高いよなぁ。
ギターはオールラウンドにうまい。ベースは高音でグイグイくる感じにパフォーマンスも見応えあり。ドラムはプログレみたいな大量のタムを装備してるし。ボーカルも特徴ある声がCDそのままに聴こえてきておお～っとなりました。

MCは基本下ネタ（あれでもだいぶ抑えてた気がする；）、アホなことばっか言っててメンバー間の仲良さそう～。
かと思えば真面目なMCもがっつり心に響いてきて、ちょっと泣きそうになったり。

最近変拍子でテクいバンドは多いけど、変拍子以外でテクを感じさせるバンドって最近じゃ珍しいかもな。ほんとこの曲好きです。ライブで完璧に再現するのがすごい。