soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/03/02 The Damned @ 梅田AKASO

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パンク・レジェンド The Dammed!


黒/釘革ジャン着てる人が大阪にこんなにおったんか、ってくらい集結してました。
荒々しい空気でドキドキしてきた!


メンバーはもう60代に突入してるのに元気!キャプテンもヴァニアンもステージを動き回ってました。アクションも軽快で老いはほとんど感じさせない!
元々ダムドはパンクでもマッチョイズムや闘争本能といった要素とは違うトコにいたから、歳とってもナチュラルに楽しそうに騒げてるのかな?


大好きな2ndから多めにやってくれて嬉しい!
ignite」が意外と盛り上がってなくてビックリ。客参加がもっともしやすい曲やと思うんやけどなー。
「Neat! Neat! Neat!」は最高の一言でした。あのリフはパンクの宝や!
終盤の初期のパンキッシュナンバー連発には興奮したなー。


キャプテンが陽気に演奏してるのはこっちも楽しくなってきます。ギターの音は変化自在。穏やかな音も、突進リズムギターも、弾きまくりのギターソロも。
特にギターソロは扱えるスタイルが多くて飽きない、そしてカッコいい!ちょいちょいお茶目なイタズラしてるのもイメージそのままでした;


ヴァニアンは思ってたより妖美なセクシーさは少なめ。ちょっと変なオジサン感あった(笑)でもめっちゃ声出てたなー。
全員が演奏力は高め。特にキーボードは音は目立たないモノのめちゃくちゃ弾きまくってました。


アンコールで”「Love song」!”って騒ぐ客のために一度やったのに2回目の「Love Song」をやってあげる……けど途中でヒップホップ・ビートに変えて「Rapper's Delight」に切り替えるって面白いおフザケを。そして、すんなりコレをやってしまう演奏力と音楽の幅の広さに脱帽!
ちなみにこの時にギターが不調で音が出なくなったからキャプテンがラップしてました(笑)とにかく楽しませ名人だなー。


ダムド、おじさんだけどまだまだ元気でした!パンクだけど音楽スキル高いトコもチラチラと、最後のアドリブなんてまさに。
でも、どっか地味なのがダムドらしいなぁとも;