soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/05/12 AYNIW TEPO、MUSIC FROM THE MARS、キツネの嫁入り、oorutaichi、Pierre Hujoel 胡月 @ Pangea

f:id:soundwing:20170512181328j:plain




30歳のライブの締め!整理番号がまさかの31番でした。次に進めということか……。

Pierre Hujoel 胡月

日本在住のベルギー人。トラック+歌+キーボードのスタイル。


エクスペリメンタルな柔らか壊れビートにクラシカルなピアノ。歌詞を大事にしてるみたいで音も歌詞を連想させる要素を入れてました。



オオルタイチ

最近は弾き語りが多かったけど、久しぶりに機材ありモードのオオルタイチさん。
一曲目は大人しく”機材あっても静かな路線かな?”と思ってたら徐々にダンサブルに。
最近は静かに歌ってるタイチさんばかり見てたので、まだ動きまわってる(動けてる)の見れるのが嬉しかった~。


「Shiny Foot Square Dance」「Futurelina」「Beshaby」と自分の好きな曲やってくれて嬉しい!


fishmansの「ゆめらき in the air」のカバーも。素晴らしかった!
見事にタイチさん色に染まってました。でも高音の歌声が佐藤さんとめっちゃ似てる共通点を見つけてハッとなったり。佐藤さんの魂が見えた気がした。


MUSIC FROM THE MARS

今回目当てのMUSIC FROM THE MARS高円寺百景(ギター/ボーカル)、BOAT(キーボード)、WUJA BIN BIN(ベース)で悪いはずがない!
曲はリズムもメロディも癖がある、けどポップ!そして演奏がめっちゃ巧い!上の3バンドの良いところを混ぜ合わせたような音。


特に藤井さんギターの上手さ&カッコよさには痺れた!
ときに荒ぶり、ときに繊細に、ときロックに、ときにポップに。とポテンシャル半端なし。アクションも派手でええわー。


ブラス隊が変わってる。ホルン & 人間の頭くらいのサイズのサックス。
二人とも目線がどこ向いてるのかわからず無表情。異常な雰囲気で何なんだろう(笑)


曲は最新作から多め。リリース時は”近いだろうから”と土地勘ミスして京都でしかレコ初しなかったそうで;なんと大阪は5年ぶりだとか!「Satisfaction(オリジナル曲)」をみんなで合唱したりで面白い!


ホントめっちゃ良いバンドだった!見ておくべきバンドリストの上位にきております。次に大阪来るときはみなさん見逃さないように要注意っす。


キツネの嫁入り

シャープなドラムを芯にした質素なバンドサウンド。そこにマドナシさんはラップのようなお経のような歌が乗る。アコギなのも味がある。おわ、ってなる印象的な歌詞がいくつか。


あら、こんなバンドだったっけ?もっとゆったりしてたイメージがあったけども。マドナシさんのスーツ姿はすごく覚えてる。久しぶりに見るとトゥルルさま~ず構成の石田さんに似てるなぁ、とか;


ドラムがテンポ取るためにスティックで自分の足をずっと叩いてた。短パンなのでみるみるうちに赤くなってた;あれ結構痛いんよなー。


近いうちにアルバムを出すそうで。そこからオンリー。良いアルバムの予感!


AYNIW TEPO

たまに名前は見かけてたけど初見。めちゃくちゃいいじゃないですかー。


名前/見た目はオーガニック、ハワイアン、レゲエなとこが多そうだけどけっこう轟音。シンセが実験的/攻撃的な音が多くてエクスペリメンタルな部分あり。曲によってはダンスミュージックみたいになるし。


ギターも弾きまくり。細身な男性でメンバー見ながらニコッて笑って演奏してて……イケメンすなー。
想像以上に音響寄りで好みドンピシャでした。音響に寄ったbonobos的な?