soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/08/17 Awesome City Club、OGRE YOU ASSHOLE @ UMEDA TRAD

ACCの対バンツアー。大阪はオウガ!
ACCのファンが多かったのかな?オウガは若干アウェー感ありました。

OGRE YOU ASSHOLE

オウガは「フラッグ」 → 「見えないルール」 → 「素敵な予感」 → 「ワイパー」の4曲のみ。一曲が長いので4曲で35分くらいやったのかな?


最初こそ「フラッグ」でダンサブルにわかりやすくやってたんだけども、「素敵な予感」がMDTやフジロック以上の激重アレンジで本気で殺しにかかってきてました。
今を煌めくシティ・ポップバンドに呼ばれて何やってるの(笑)


初期pitchshifteeばりの低速インダストリアルな「素敵な予感」。激重フレーズを8分ほどひたすら反復。st. angerもビックリの金物スネア。エグすぎる!
隣のACCファンの人達が”……怖い”って言ってたのも納得。


そして最後は「ワイパー」で昇天。
踊れるオウガ、圧倒されるオウガ、昇天するオウガ。オウガの魅力が詰まった短くも濃い時間でした。


Awesome City Club

the chef cooks meの下村さん(キーボード)、Lucky tapesのサポートもやってた大比良瑞希さん(コーラス)、YSIGの松井泉さん(パーカッション)をサポートに迎えたスペシャル編成。
打ち込みでやってた部分が生演奏になる面白さ。一発目の「Jungle」からそのスペシャル感は出てた。生のグルーヴはやはりいいな。


しかし、ちょっと色々あって精神状態がアレだったのであまり入っていけず……すごく外側から見てるみたいになってた。完全に自分のせいですが。


ただそんな状態でも印象に残ってるのが新曲の「ASAYAKE」。
手を挙げて、みんなで誓いを宣言するような曲調はACCとしては意外だった。黒木渚が「革命」で力強く腕を挙げるのと似た”勇ましい”ってな単語がうかびました。いままでのACCにはなかった感想。


最後は「Lullaby For TOKYO CITY」でしっとりと。オウガへと繋がるのを感じた。この曲いいよなぁ。