soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/10/13 Wilko Johnson @ 梅田クアトロ

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帰ってきたウィルコ・ジョンソン!大阪でウィルコが見れる嬉しさよ!!!
ガンによる余命半年から復活した人とは思えないキレキレのステージングでやはりやはり最高でした!!ロッケンロー!!!!


天然のロックンロールなのです。すべての動きがお家芸、職人技。
スロースターターなのもフジロックと一緒。
最初はおとなしかったお客さんも鬼のカッティング、横移動、そしてマシンガンギターを向けられるたびにどんどんと盛り上がっていく。最終的にはひとつ動けば大歓声ってな状態に!


ベースもめっちゃ上手い。ドラムはジャズなテイストあるなぁと。ソフトタッチなようでロックンロールにピタっとハマるんよなぁ。


ベスト的な選曲。MCは少なめに。曲で魅せてくれた!


「Roxitte」の長いインプロは鬼のカッコよさ。ベースがソロをキメて、ドラムがソロをキメて……結局最後にウィルコが全部持っていくカッコよさ。
睨みつけてカッティングして……”来るぞ来るぞ”となったら”キターーー!!!”ってな。わかりやすいけど最強の盛り上げ方。


アンコールは「Bye Bye Johnny」。ウィルコの境遇を知ってると涙無しには聴けません。列車の部分がいいんよなぁ。あそこはオリジナル歌詞?


最後はしっかりと笑顔で帰っていった。また見れる。そんな気がしました。


無駄なモノをそぎ落としての緊張と開放。人間の衝動的な部分に訴えてくる。ほんとに目が離せなくなる。ロック・ヒーローってのはこういうのよな!