soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/10/17 サカナクション @ 大阪城ホール

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サカナクション大阪城ホール。6.1サラウンドをライブで体験できるんだとか。
簡単に説明するとスピーカーをサラウンドに配置することでサラウンド効果を得られるってギミックです。
自分の席が端の端だったので効果はそこまで感じれず……かな?


エレカシの時に快適だった大阪城ホールの後方立ち見席を購入。ソールドアウトだったけど外周一列分くらいの人数。これが詰め込める限界なのかな?非常に見やすく、気軽に移動できるのもいい。
ただ今回はサラウンドでアリーナ中央じゃないと効果が弱いので後方立ち見席は失敗だったかも;


実際、最初はちょい左側から見てたんですが終盤に中央あたりに移動すると全然音が違った。後方でこれだから真ん中だとすごかったんだろうな。自分の場所だと後ろで音が大きいなぐらいにしか感じなかった。



でもライブ自体はかなりよかったです!
新宝島」でドーンとスタートして「夜の踊り子」、「バッハの旋律を聴いたせいです」「ミュージック」……と人気曲メインで進んでいく。嬉しかったのが本編最後に「ナイトフィッシングイズグッド」をやってくれたこと。久しぶりに聴いたけど名曲だな!


ライブは各々の演奏がどうこうよりバンド、照明、音響、楽曲のチームサカナクションが一体となってエンターテイメントしてくれる感じ。
作りこまれたセカイに興奮しっぱなしでした。ただボーカリストとしての一郎さんは岸田さんとかに比べると弱いのかもなぁ、と音博のライブと比べて思ったりも。


DJばりにダンスミュージックに振り切る場面もあり。前は和太鼓とゴアトランスの融合みたいな泥臭いギトギトしたノリだったけど、今回はハウス/テクノ方面の清涼感あるノリだった。どちらもヨシ!


MCでは突然の公開反省会;
新宝島」の一番勢いがつく……今回のライブのファースト・ピークとも言えるギターソロをミスったのをツッコまれたり(笑)
「Aoi」で曲が終わった後にビーって鳴ったのはミスタッチだったんだなぁ(笑)
逆にあんだけ大きいセカイの音をやってるのに5人がしっかり音を出してるのがわかりました。


アンコールでは新曲も。パッと聴くかぎりでは地味だなぁという印象かな?
ラストは「目が明く藍色」。ドラマチックでよい終わりだった。


MCでは昔の大阪の話も。シャングリラでやったとか、サンホールでやったとか…いまじゃ考えられれない!
あと”オオ”サカナクションを言ってくれたのも久しぶりな気がする。Rushballの初トリで見てオオサカナクション言ってたなぁ。NFIGやってたなぁ。思い出す……。


やってる企画も楽曲も、今の邦楽ロックの最先端でありトップを走っている感じがビシビシ感じられた。またアルバムも作ってるみたいだし、新作とツアーが楽しみ!


そういや「ネイティブダンサー」の観客の手拍子がズレてました。
ここまで大人数だとファンでもズレるのね;
それとも、もうこの曲を知らない人も出てきてるんだろうか?リリースされたの8年前だもんなぁ。