soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/10/21 Cornelius @ なんばhatch

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フジでもちょこっとみたけどツアーも行きましたー。


11年ぶりの大阪なんだとか。そこそこ活動してるイメージあったから意外。
メンバーはあらきゆうこさんとかBuffalo Daughterの大野さんとか。4人でしっかりとした音を出す。


大野さんのムーグシンセの音はやっぱ好きや。なんかBUffalo Daughterのライブも見たくなってきた。
手元があんまり見えなかったけど小山田さんギターうまいなー。


『Mellow Wave』のレコ発なので新譜から中心。音源のソフトな音をバンドで再現する面白さ。かといって荒々しくなりすぎず。絶妙なバランスの演奏。
映像も綺麗。心落ち着きながらワクワクする上質なライブでありました。


「Count Five or Six」のパンキッシュな盛り上がりはたまらんっすな。
「未来の人へ」の映像でボーダーが見えたのでドキッと。フリッパーズのことを歌ってるわけ……ではない?



小山田さん。本編は全く喋らず完璧なショーを。アンコールではけっこう喋ってた。なんか意外だ;


アンコールでは「Chapter 8」でがっつり歌う。
そしてオーラスの「E」ではイントロがBuffalo Daughterの「Autobacs」に!大好きなのでめっっっっさテンション上がった!!
と思ったら小山田さんのアンプがおかしくなって演奏中止。交換してやりなおすことに;替りのアンプが運ばれた時に小山田さんがポツリと「黒いのがきた」ってのがなんか面白かった。
やり直す価値があるだけの良い演奏でした。
小山田さんの提示する数字でその数だけ音を鳴らすパフォーマンスも。客にも言わせて鳴らしたりもしてました。集中力と脱力、そして最後の追い込みのカタルシスはかなりのもんでした。 


Corneliusエレクトロニカ周辺で語られることが多いけどライブは完全な”バンド”。しかも”ロック・バンド”ですなぁ。やー、満足です。