soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/10/28 nabowa、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND @ 梅田シャングリラ

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nabowaの『Drawings』レコ発。
対バンはアルバムでfeat.されてるToshi-low率いるOAU。彼らの対バンはブラフマンではないわな。もちろんあの曲は……

OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

優しくも力強い音楽。フロアにダイブしたりせず、しっかりと音楽を奏でてた。nabowaのことをしっかり褒めてたなぁ。


ドラムがブラフマンだと鬼神のごとく叩いてるのに背低いのイジられてて。そんときの睨み返し方が前園が松ちゃんを睨む顔そのものでした(笑)そもそもの顔が似てるもんな。


nabowa

早めに「SUN」をやって一気に高める最近の傾向のセトリ。新曲はどれもいいっすな。


昔はけっこうアゲアゲなライブだった。一時期テクノ/ロックに寄ってたことも。その次は音響的に昇天系なライブになってた。
いまは色んな要素を紡いで全体にまぶしながらゆったりと心地良くって感じでした。


終盤で「Af-roman」から変形系の「pulse」へと繋げてガン上げしていく展開はカッコよすぎたな。nabowaがたまにやるDJ的な曲/ライブ全体の捉え方が好きです。


京都のバンドnabowaにとって大阪レコ発は大きな意味があるはず。Toshi-lowともはじめて。相当に気合入ってるはず……なのにMC担当の山本さんが声カッスカスでほとんどしゃべれないオチ;
中盤くらいで発覚しました。最初から普段MCをしないメンバーがやってておかしいなぁとは思ってた;


しかも声ガラガラの原因がTOSHI-LOWさんから”コーラス練習しとけ”と言われて練習したからと判明。面白すぎるでしょ(笑)今年一番に笑ったかも。


そしてToshi-Lowさんとのコラボ曲の「夢のかけら」をライブで全世界・初披露。ホント美しいメロディの曲。素晴らしいの言葉しかありませんでした。おそらくブラフマンからファンあったであろうnabowaメンバー。演奏できて嬉しそうな顔してたなぁ。


数々のライブ実績で、実力を世に業界に知らしめたnabowa。
そんな彼らが満を持しての渾身の新譜でレコ発。そして夢のかけらのライブ初披露。今後もこの曲が聴ける機会はそう多くはないのじゃなかろうか?見れてよかったです。


しかし、こんなメモリアルなライブに喉ガラガラっていうオチがついてるのが最高ですなぁ;
nabowaってオサレなようでいてこういうバンドだと思う。関西~。