2017/11/16 KEMURI、The Skints、The Bluce Lee Band ＠ BIGCAT

SKA BRAVO〜！KEMURIが海外バンドを2組ほど呼んでジャパンツアーを廻るイベントです。
今年はクラウドファンディングで実施。基本入場料は無料。支援者は優先パスが貰えます。最終的に入場規制になったみたい。

bluce lee band

マイクパーク率いるbluce lee band。コテコテと楽しいの融合。洗練されきってないラフなスカに逆にパイオニアっぷりを感じる。
Skankin' Pickleの曲も2曲。「Hussein Skank」と「PABU BOYS」。
後者でケムリメンバーが出てきてスカダンスして大騒ぎ〜。

スカの人達のアホさと必死さ好きだなぁ。スマートとは無縁。
疲れる動きをあえてやる。ウサギ飛びとか。ドラムも叩き方必死だし;その熱は確実にフロアへと広がります。

The skints

めっさディープでドープなダブ・レゲエ。めったくそ気持ちよかった！
ボーカルパートのけっこうな部分は録音を流してました。それもマイナスにならない音の説得力。全てがディープ。音に浸かりきりました。

ベース（低音）が過剰にエグいのでなくバランスが取れている。低音だけじゃなくすべてがダブ。
女性メンバーがステージの中央でサンプラー叩いてる配置が面白いなー。

レゲエのなかの綺麗さじゃなくダーティーな幸福。とにかく浸れる。ラップも歌もめっちゃうまいのがたまらんです。
なんだかDub&Heavyを久しぶりにみたくなりました。

KEMURI

事前に宣言されてた通りに1st再現！曲順はちょっと変えてました。
最高の曲ばかり！なんだけど体力が持たない；ファンも高齢になってきてるから前半でジワジワ力尽きはじめてました；
インストバラードの「SUNSET」があってよかったと心の底から思った……（笑）

「SUNSET」は他バンドのホーン隊を呼んでソロ・リレー。1人しらない外国人もいたな？
bluce lee bandのトランペットが、客を声で煽りまる　→　”プシュー”とスカした音を吹いてオトす　→　”もう一回！”コール　→　そのまま客と一緒にOI！OI！言って終わった（笑）
こんなシリアスな曲でもファニーなスカに変えてしまうのね;

「working dayz」からの「rainy saturday」がよかったなー。あと「player」に「yellow suviver」。
「On the street」ははじめてライブで聴いたかも。あのホーンフレーズ最高です。
「ATO-ICHINEN」はもちろん最高やった。本編ラストにやってました。

アンコールは「Kanashimiyo」、新曲ふたつ、そして「白いバラ」。
「PMA」「Along the longest way」は無し。KEMURIのライブに行ってればそのうち聴ける曲だし、無いときがあってもいいかな。

1stはクラシックいっぱいだけど曲の構成が2ndに比べてだいぶ荒いよなぁ。スカコア的な。それが良さでもある。
お客さんは体力落ちてるのは確実だけど気力が上回って最後まで盛り上がってました。良い空間。
「ATO-ICHINEN」でできたサークルの真ん中でサラリーマンが踊ってたのとか最高だったな。

思ったよりギュウギュウにならなかったのも助かった。早めに入場規制したんかな？

ふみおさんのカリスマ性は健在。ふみおさんのアクションばかり見てました。
ふみおさんの顔はやっぱ優しく力強い。アンコールで思いっきり目があった気がする。全力で楽しんでるのが伝わったかな？

KEMURIは青春よな！しかも大人になっても心に残ってる。聴けば蘇る。大好きなバンド！