soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/12/23 Homecomings、STUTS、ミツメ @ 梅田クアトロ

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Homecomingsのイベント~。対バンにミツメとSTUTS。

ミツメ

だいぶ前に見たときは「cider cider」くらいしか好きなのないなと思ったけど、やっと良さがわかった気がします。
ギターのカラっとした音。シンプルなようで奇妙に絡み合うツインギターが気持ちええ&面白い。
ルックスの統一感は相変わらず(笑)


最新作の曲が中心やったな?
クールに、でもジワジワと泥水していく感じで、ここ数日で見ているサニーデイ→ZAZEN→そしてミツメと繋がる感覚もありました。ただこの3組の中ではミツメはまだまだ若い!ってのあるかな;


最後にやった新曲「エスパー」がこれまたよかったなぁ。
淡いフレーズでポップにいくかと思いきやガツンとハードなパートもあり。
「あこがれ」のギターは音源だとサラッとやってるように聴こえるけどめっちゃ面白い相互関係にあるなぁ。


STUTS

ほぼノンストップてSTUTSのライブがスタート。MPCを叩いて生でビートを叩いてくヒップホップ系アーティストです。


バリバリのオールドスクールなヒップホップビートがたまらんかったー!やっぱ自分はトラップとかよりコレです!
ヒップホップはヘッドバングするモンなのを思いださせてくれた。ラップがメインではなく、踊れるダンスミュージックとしてフロアに響くのが最高でした。


PVの曲やりんご音楽祭ライブ動画の曲。PUNPEEの曲、afra beach sandalの曲。ホムカミのリミックス。クリスマスなトラックにラップかぶせる曲とか。”お気に入りのラッパーさんをかぶせました”って言って外国のラッパーなのが地味に面白かった(笑)


MCは噛み噛みで、この人なんでヒップホップの世界に入ったんだろうってな雰囲気(笑)


HIFANAみたいにテクニック……てか色んな音が出るわけじゃない。
基本はメインのビートをずっと叩くのみ。見るまで”ライブで見ても面白いんかなぁ”と思ってたけど……これは肉体的に楽しいわ!


Homecomeings

しばらく見ないうちに福富がえらく大人しくなってる。
バンドの動の部分を担ってたのがおとなしくなってるので自然とバンド全体の演奏/空気もゆったり。
でも曲はどちらかというとリズムがわかりやすくなってるよなぁ。グッド・ミュージックが気持ちよくて~。


畳野さんが珍しくパンツスタイルだった。めっちゃスタイルええなぁ。お尻……;;;
ベースが髪を切ってえらく色っぽくなっとるなー。目線がドキっとする。あの色っぽさは衝撃的だった。そんな子やなかったやないかー。でも良い!


リズム隊のコーラスはこんなに綺麗だっけ?サカナクションばりに綺麗でもはやシンセのようでもあった。
じんわりじんわり温めて、バンドの熱量は変わらずに、客の内面を変えて盛り上げていった感じ。最後の「HURT」→「Playyard Symphony」→「I want you back」の流れはアガったな~。
久しぶりの曲ということで1stミニの「Home」も。昔はそんなにだったけど今聴くといいな。



目当ての平賀さち枝さんも参加のコーナーは中盤に。
まずは「白い光の朝に」。ピョンピョン跳ねてて可愛らしい~。けど…歌い方変わった?えらく直球に声を出してて魅力だった柔らかさ/掠れがほぼなかった。うーむ。

平賀さち枝さんとの新曲もやるとのことだったけど、前からやってた「カントリーロード」でした;音源化するから新曲ってことなのね。大好きな曲だけど~


アンコールに畳野さんの弾き語り。
イントロがまんまOASISな感じでドキッと。映画herの曲のカバーを。ここでマイ思い出と繋がるか……。
そして「Welcome to my room」で締め。後半になるにつれどんどんよくなってくライブでありました。