soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2018/01/12 Foster the People @ なんばhatch

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Foster the peopleのワンマン!早くも今年ベスト級のライブだった!
フロアの盛り上がりが半端なかった!Rustieもweezerもダブステも全部フォスターに飲み込まれてる!


旧作の代表曲+新譜なセトリ。最新ジャンルに振り回されるでなく、九州して自分たちに落とし込むキング・オブ・ポップなロックでした。
メンバーにMPC/パーカスおるのが強いよなぁ。色々と小技が効く。
イケメンなボーカルがジャケット → シャツ → タンクトップと脱いでいくのも興奮した;


新作一曲目の「Pay the man」でスタート。音源だと浮いてる感じがしたけどライブだとしっかりロックしてて違和感無し。この曲以外も新譜は幅広いジャンルの要素を含むけど、ぜんぶFosterの音だったなぁ。
2曲目に「Helenabeat」、3曲目に大好きな「Life on the Nickle」ときて早くもテンションMAX!


「Doing it for the money」とかダブステなノリの曲のビートが面白い。大きなグルーヴはゆったりだけどハイハットがめっちゃ細かく入ってる。ドラム・セットとパーカスのほぼダブルドラム状態でビート作ってました。打ち込みっぽいビートも全部MPCで叩いててガチな人力バンドだ!
最初に手を上げて全力でアガったのが「Don't Stop (Color on the Walls)」。リズミカルなボーカルが面白い~。


MCは少なめ。曲と曲を繋げるクラブユースな展開も。
「Lotus Eater」の演奏に”Hey! Ho! Let's Go!”と音をかぶせてラモーンズの電撃バップに繋げたのはサプライズ。しかもフルでカバーした!パンクだけどFosterがやるとスタイリッシュに感じました。


「Coming of Age」 → 「Pseudologia Fantastica」 → 「Harden the Paint」とゆったりタイム。酒を買いに行くついでに後ろのほうで見てみる。全体を把握できてココからも面白い。ボーカルが動きまわってステージを広く使ってるのが面白い。
フロアの後ろもしっかり盛り上がってたのが最高でしたな。最近の洋楽ライブじゃなかなか無い!


クライマックスに向けて「Houdini」→「Call it What you Want」と。ラストは「Miss you」でドコドコして終わりました。この曲で終わると思わずにドリンク買いに行ってしまった(笑)



アンコールはボーカルが一人で登場して「Fire Escape」を弾き語り。ツアーラストの大阪だけだったみたいですな。
”Save Yourself~♪”と繰り返すサビの美メロに胸打たれます。


残りのメンバーが登場してアンビエントな音を流す。
お礼のMCのあとに「Pumped up Kids」のリズムが聴こえてくる!最高にFUNな気持ちで自由に楽しく踊りました。
数年前にフジロックで見た時は想像より盛り上がらなくて”あれ?”と思ったけども、今日は夢を描いてた名曲で盛り上がる光景があった!


ラストに新譜で一番好きな「Loyal Like Sid & Nancy」!ガチでノリノリなチューン。”アンコールまできたしもうやらないかもー”って思ってたからこれは嬉しすぎた!
ブレイクからの → 消音 → ”Hey men get away from me!”のシャウト → 爆発の展開はホントにブチアガった!



4年前のフジロックが正直微妙で。スター感はあったけどあんまり盛り上がんなくてショボーンとしてました。
でも今日はホントめっちゃ盛り上がってた!
演奏も色々なトコロから引っ張ってきてる要素がすべて上手く働いてて……2018ベスト級の楽しさでした!
ホントにフロアが盛り上がってたな~。