soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2018/02/02 The Brian Setzer Orchestra @ なんばhatch

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ブライアン・セッツァー・オーケストラ、ビッグバンドで踊りまくれるロック!難しいこと考えずにひたすら楽しい、ってなる空間でありました。
エントランスに大量のグレッチがお出迎えの時点でアガる!


ブラス系はトランペット×4、サックス×5、トロンボーン×4とパワフルに編成。さらに女性コーラス×2、ギター、ベース、ドラム、キーボード & ブライアン・セッツァー(ギター&ボーカル)。


曲は完全にロックでありロカビリーでありました。ジャズ的なソロ回しとかは少ない。ブライアンのギター&歌でノリノリ+ゴージャスにするためにオーケストラって感じでした。
小難しいことはせずにノリノリで踊れ~。


ブライアンは最初”お腹ぷっくりしてるなぁ。さすがに歳か?”と思ったけどどうやら相当に着込んでた様子。少しづつ服を脱いでいって気づいたらシュッとしたブライアンが眼の前に!
ギターはめっちゃ上手いって感じでもないんだけど堂々とした弾き方がカッコいい!


選曲はベスト聴いときゃとりあえず楽しめる的なセトリ。「Hoodoo Voodoo Doll」「Jump」「 Jive an' Wail」「Sexy Sexy」。Straycats時代のセルフカバーもバンバン飛び出す。こりゃ踊らないられん!


途中でオケ隊が全員引っ込んで、ウッドベース、スタンディングドラム、キーボードが前に出てきての4人による”ロカビリー・タイム”もあり。
基本曲調は変わらないものの4人だけっていうロックな勢いはありますわなー。良いギミックだ。


4人でジャム気味に盛り上がりまくって → オケ隊がズラズラ~っと戻ってきて → ジャーーン♪って派手にカマす!って演出はゾクゾクしました。アメリカの派手な良い部分が出まくってた~。


あとブライアンがスタンディングドラムの上に乗ってソロを弾いたら、ベースも負けじと斜めにしたウッドベースの上に乗って演奏しだしたのはたまらんかったー。ブラボー!


「SleepWalk」とかうっとりした曲では後ろのロゴ周辺がキラキラと輝いてムーディーになって…このわかりやすさがアメリカだなぁ。
ひたすら踊っての90分。本編ラストはど名曲の「Rock This Town」。サビで拳を上げて会場も大盛り上がり~。


アンコールではなぜかクラシックの「くるみ割り人形」を演奏。しっかり展開をなぞって演奏してました。指揮者をするブライアン。めっちゃ長い楽譜を”長いよ~長いよ~”ってなジェスチャーをするお茶目な一面も。


オーラスに「Gettin' in the Mood」。最後まで楽しく踊ってけー。


客BIGCATの90%は入ってました。年齢層高めで6割は革ジャン、2割はリーゼント。ビシっとキメております。
意外とおとなしめに見てる人多かったかな?が、一部は踊りまくり~。