soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2018/02/21 RIDE、The Novembers @ なんばhatch

f:id:soundwing:20180221215726j:plain



会場に着くとHatchの1階の後方閉鎖……。あのレジェンド・RIDEやで?
大阪の洋楽ファンはどうなってしまったんでしょうか……。


The Novembers

O.A.にThe Novembers。意外なようでサウンド知ってると納得な人選。


RIDEの影響が強い音響系の2曲でスタートして、インダストリアルや色気のあThe Novembers"ならでは"な曲にシフトしてくセトリ。
RIDE目当てであろう高齢の人も後半になるにつれ身体を揺すりはじめてました。
なかなかに受け入れられてたんじゃないでしょうか?リスペクト感じる良いO.A.!


ギターソロが爆音でカッコええ〜!
爆音をかき鳴らしてるのがギタリストではなくギターボーカルってのが変わってるなぁ。高音域の音で”重み”より”鋭さ”が目立ちました。シャープな音がストロボライトと合わさってステキ。
最後の曲のグルーヴある爆音も好みでしたー。


RIDE

……今夜のRIDEは神がかり的によかったぞー!


新EPの曲はおとなしいかと思いきや、重低音が効きまくりでめっさドープ!
最新アルバムの曲だと「Cali」がめっちゃ印象に残ってます。イントロとかコード進行とかギターの音の感触とか完全にインディーズロックの系譜なんだけど、終盤に残響音を効かせながら反復するギターにトランスさせられる。トランシーなPIXIES、コレは新感覚だったなー。


代表曲もしっかり網羅。アンディも前回よりノリノリで弾いててキマりまくり。
そして最新アルバムの曲が休止前の曲に負けじと素晴らしい。
いや〜、踊りながら音に浸かった!


昔の曲だとライブの終盤に披露された「DREAMS BURN DOWN」がよかった。
音に浸かりつくしてる客席に向けて、ゆったりビート+爽やかギター……からのストロボ炊きまくりの轟音。こりゃ脳がやられますわー。


前回来日は気づかなかったけど、さすが元OASISがメンバーにいるだけあって、MCはめっちゃイギリス訛りな英語だなぁ。なんか心地よい;
今回はアンディがけっこう喋ってくれました。全体的に機嫌良さそうだった〜。


The Novembersとの対比も面白かったです。
爆発するThe Novembersに対して、RIDEは派手さ抑えめだけどひたすら歪みまくりのギター&ベースがどんどんと脳に浸透してった。
そこに加わる歌はキャッチーそのもの。トランスしながらも聴きやすい。たまりませんなー。