soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2018/03/28 KORN、Deadly Apple @ ZEPP Osaka Bayside

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Japan Warped Tourの流れで大阪でもラウド系の大御所が連日ライブ!
ワンマンでたっぷり見れるんで大阪の方がある意味満足感高いかもしれないー。

Deadly Apple

OAにカナダのDeadly Apple
ミドルテンポのラウドロック
ボーカル、ギター、ドラム、エレクトロニクスの変わった編成。ベースがいません。


Skinny Puppyのドロドロ感。NINの綺麗ピアノな要素。たまにメロディがカントリーロックっぽかったり……捉えどころがないバンドでした;


うーん雰囲気や使ってる音は面白いけどリフやメロディの魅力が弱かったかなぁ。
ボーカルがマイク投げるわ、スタンド倒すわ、水は撒くわでアグレッシブ。
最後はドラムセットをなぎ倒してったー。



KORN

あれ?モッシュがほとんどなくて不完全燃焼……。
いやライブはめっちゃよかったんだけど。おろ〜?




どっしりした貫禄のヘビィネス。無駄にアクションをしなくても音で客のテンションがおかしくなっちゃう。



オールタイムベストなセトリ。カバーもあり。ジョナサンの声も調子良さそうでよかったー。


レイとマンキーの即興セッションが多めで面白かった。
レイのドラムはトライバルとドラムンの要素が同居してる。それでいてパワーが化物じみてる!一番面白かったのはドラムだなぁ。
マンキーのギターは音は変だけどギターキッズ的なHR/HMがけっこうありました。てかめっちゃ上手いな。指がウネウネ動いてた。


モッシュが無いのでバイオレンスな感情は発散できなかったものの、KORN好きばかりが集まっていたようでノリは良かった。
イントロが鳴れば歓声が。キメのフレーズでは一緒に拳を上げる。じっくり見れて、音を堪能できて、こんなKORNも一度くらいは良かった……かな?


「SHOOT&LADDERS」のバグパイプは神々しくて感動しました。テンポアップからの展開はたまりませんなー。
そのまま続けて「Twist」やってしまうモンだからたまらんかったー。ジョナ語は健在。音源と違って2回目と4回目のTwistを表拍子で歌うのに違和感;


「Clown」は”I'm just a fucking mental”の連呼がなかったな。あそこ好きなんだけども。


「BLIND」は座らせてWODさせたりもせずサラッと終わってしまった印象。「Freak on a Leash」のジョナ語あとの”GO!!”はみんなで叫んだ!


とにかくメンバーの全員が落ち着いてたなぁ。どっしりと重い音を出す。それで納得出来る音!