soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2018/07/15 KING BROTHERS、ギターウルフ、SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER @ Banana Hall

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最強にロックな布陣でのキング・ブラザーズのレコ発!

Screaming Seagull Kiss Her Kiss Her

愛葉さんの余裕のある姿勢。めっさカッコよかったなぁ。ねぇさん!!!


愛葉さん、声はツラそうな時がたまにありました。
でも仕草が表情がめっさカッコいいのです。リズムに合わせて空を手で叩く仕草とかシビれるぅっ!
あと英語歌詞がとてもネイティブっぽい。
現地の人が聞いてもカッコいいと感じるであろう英語の表現。他の日本バンドとは明らかに違います。




ギターは愛葉さんオンリー。
一ノ瀬さん不在なので蓮尾さんがギター・ソロ的な音もキーボードで対応してました。
ギター・ソロに負けないすごい迫力の音をキーボードで鳴らしててヤバかった!


コーラスは担当の女性がいなくなってドラムのおかもとなおこさんが対応してました。
コンパクトな編成になってたけどオルタナの一番熱かった時代を復活させる迫力にぶっ飛ばされた!


おかもとなおこさんは昨年はスネオヘアーで叩いてるのを何度も見ました。
ぜんぜん違うサウンドのSSKHKHでも違和感なく叩いてるのがスゴい!


「You come to me, and give them back to me」はめっさカッコよかったな~


ギターウルフ

いつもより音量とハチャメチャさは足りなかったかも?トリじゃないからかなー。


新ベースウルフのGOTZさんは4弦ベース。演奏は上手かった印象。
セイジさんが暴走してるときにしっかりベースでグルーヴ作ってました。
U.G.さんみあいなクール系よりワイルド系。セイジさんと一緒にダイブもしてました。
でもひとつ前の人ほど野性味はないかな?
シャウトのタイミングとかまだまだ完全にハマりきってない感じはしたけど……しっかりベースウルフでありました!


セトリは珍しく「環七フィーバー」無し。
常に全力ダッシュではなくちょいテンポを抑えた演奏だった気がします。雄叫びは常にあげてるけど;
「KICKOUT THE JAMS」でステージに上ったのはSSKHKHの中尾憲太郎さん。
ギターを弾かせても上手いなぁ。
セイジさんのロックアクション・チェックにも一発OK。スマートにキメてました。


KING BROTHERS

レコ発&20周年!


マーヤは怒りでなくずっと笑ってた気がする。すごい楽しそうでした。(フロアダイブしてからはほとんどずっと支えてたから表情見れてないけど;
新譜のバラエティ豊かな曲がハッピーなキンブラのライブを成立させてる。
真の意味で踊れるキンブラが誕生したかも!




新譜の曲は変速リズムを全員で合わせるテクニカルな面も。ちょいtricot的な。キンブラがこういうのやるとはなー。
あとアフリカンビートで踊れる曲も新基軸で最高でした。
これらはゾニーさんの鋭いドラムがあってこそだなぁ。
今のキンブラだ!



新譜だけでなく旧作の曲もいっぱい。「get away」「kill your idol」「魂を売り飛ばせ」「XXXXX」。
もちろん「ルル」と「マッハクラブ」も。
「ルル」は一曲目でありました = 一曲目でマーヤ飛び込んでた;


アンコールにフロアライブ。
マーヤはクラウドサーフをせず。
3人で楽しそうに演奏してるのをみんなで囲んで見てました。ちょい今までと違うキンブラの空気を感じました。
すこし落ち着いた新譜の曲はライブの勢いを殺すかな?と思ったけど、リーダーのMCの上手さでうまくライブの流れに組み込んでました。


あとMCで
「前のバナナホール(現TRAD)でギターウルフと対バンしたとき、俺らはスピーカーからダイブした。
そのあとセイジさんもダイブした。サングラスで何も見えてないのに。どれだけのスピードで落ちてるかもわからないのに!かなわねぇ。」ってMCに爆笑しましたw