同人ＣＤレビュー
オリジナルのメタル系フルアルバム。 東方シンフォニックシリーズと方向性は変わらずスピード＆メロディでひたすら押せ押せなメロスピ/パワーメタル。ダイナミックなシンフォオケを装備し、メロスピの魅力への絶対的な信頼を武器にがむしゃらにぶっ飛ばす様…
人力エレクトロバンド・THBの二枚目。3曲入り。 前作の流れを組むプリミティブかつファンキーな人力エレクトロ。今作はよりアゲアゲ感が上がっている。 反復の中にちょこちょこと「タメ」や「ズレ」を入れて人力ならではの良さを生み出しています。 あと一歩…
4曲入りのオリジナル・ミニアルバム。 クラシカルなピアノがメインの静かな音楽。ポップスなメロディもあるので小難しい聴きにくさはありません。 ボーカル曲の②「八月の天空の城」は素晴らしい楽曲。ぎゅっと締め付けられるような儚い空気が充満。と同時に…
xarvaさんが2002年のnarve名義時代に作った名トランスBMS「he sorrow of the islands」オンリーリミックスCD。この曲の階段ピアノで何人のプレイヤーが昇天したことか……。 原曲と同じく澄んだ空気のなか上昇していくトランスが主。原曲から現代の音にアップ…
B級サークルチャンプ・砂塵音樂室のアレンジシリーズTemporaryの5枚目。いつも通りのエロゲアレンジ。 無茶なサンプリングで原曲を破壊するほえ猫さん、チープだけど気持ちのいい音で原曲を再現する亜空さん。 ここのところオリジナルのほえ猫さんソロが続い…
NINT◯NDO POWER書き換えソフト・「すってはっくん」アレンジ。ものすごくマニアックなセレクトです。自分はこのCDで初めてゲームの存在を知りました。 ゲームBGM風で明るい空気の曲が主。ラテン、ボッサなところがあって南国フレーバーが漂ってます。 スルス…
ブラスメンバーがいるファンクロック・インストバンド。キーボードはSTRなどで活躍してるtigerliryさん。 過去にFUJIROCKやRISINGSUNにも出演したことのある相当なバンドなので同人音楽として扱うのは難しいところですが……M3で売ってたのでこのカテゴリで〜…
M3 2010春で無料配布されていたトークラジオ＋2曲のCD。全部人繋がりの1トラック。 ラジオは世の中に関するトピックについて喋ってて同人音楽や音楽に特化してるわけでは無し。音楽ネタはちょこちょこあります。 主催のDeltaさん曰くラッパー・K-dub shine＆…
ボーカル、作曲、編曲を女性一人でやってしまうｂさんの4曲入り無料配布CD。ネットでも無料配信中。 深くしんみりと聴かせる歌モノ。ジャンル的にはアンビエント/トリップホップ/ダウンビートあたり。 暗くて踊れない聴かせるテクノ系サウンドですが、似たり…
ポップスの魅力が詰まった良盤・小さなせかいを生み出したNanosizeMirのテクノサイドであるピコミールのオリジナルフルアルバム。HPではテクノサイドとなっておりますがデジタルサウンドだけに捕らわれることなく、ピアノバラードあり、電波曲あり、Nanosize…
音ゲーの曲を流行りのファンキーコタ（ファンコタ）で、な一枚。（ファンコタはもうブームは過ぎたかな？） 弐寺から「PLASMA」「bloomin' feeling」「マチ子の唄」「MIRACLE MEETS」「冥」、DDRから「SEXY PLANET」、ポップンから「サヨナラヘヴン」がスト…
BMSで代活躍中なTigerlilyさんが率いる人力エレクトロ・バンドによる2曲入りミニアルバム。たぶん全パート生演奏。 人力エレクトロということで、躍動感あるジャムと規律的なダンスサウンドの融合がうまくなされています。ローファイな音の質感がとてもオサ…
先日取り上げたGRIMCOREの対となるオリジナルのハードコアアルバム。 ジャケが赤と黒基準の今作はハード＆ダークな曲が中心。ジャンル的にはガバ、シュランツ、スピードコアとか。 GRIMで触れてますが、今までのsbfrを想像していると腰を抜かすような音質の…
sbfrからまさかのハードコア縛りオリジナルアルバム。正確にはsbfrの亜流CDを担当するケモノレコーズからの頒布です。 同じくオリジナル・ハードコアの「GRAMCORE」と同時頒布されました。こっちはハピコア、トランスコア、UKハードコアなど明るく、ポジティ…
二枚組のポケ◯ンアレンジ。一般公募が多いので普段とは見ない音屋さんの参加が多いです。 本格的すぎないクラブサウンドでいつものsbfr節。キワモノ曲は無し。綺麗なsbfrです。 昼っぽいゴールデン・サンと夜っぽいシルバームーンに別れています。個人的には…
DIVERSEからJET SET RADIOシリーズのアレンジCD。快作です！ ファンキー＆ブレイクなゲームの空気をそのまま詰め込んだ勢いのあるサウンド群。 飛び交う声ネタ、腰がバンプするリズム、スカっとした爽快感のあるウワモノでかっ飛ばした良質トラックが並びま…
昔の五鍵時代から今の七鍵時代までビーマニを支えるコンポーザー・L.E.DオンリーのアレンジCD。 最近のdiverse路線である綺麗＆壮大なトランシーな音色が多め。弐寺以降のL.E.Dって感じでしょうか。選曲自体も弐寺からが多い。 けど、落ち着いて聞いてみると…
悩殺ハートブレイクから妄想オタクティクスまでの8枚から選曲されたベスト盤。DJMIX形式になってるとかではなく普通のベスト盤です。 ライブでの一曲目でおなじみになった「SPEED DISCO Vol.2」から始まり名曲の数々が収録されます。 声ネタ弄りの絶技 / 大…
イチオシのトランスコア/ハードコアサークル・Reg;の2曲入りミニアルバム。 CD名に「ボーカル」と付いてるけどボーカル曲ばかりなわけでな無く、ボーカル無しのハードトランスが1曲とUK HARDCORE/トランスコア系のボーカル曲が1曲収録されてます。 相変わら…
トランスコア、ハードコア系のオリジナル・アルバム。最近、私がゾッコンのサークルさんです。 トランスコア、ハードトランス、UKハードコア、ハピコアなどアッパーサウンドが並ぶ超ハイテンションな作風。 難しいことはせずに、力強いリズムとアゲアゲなシ…
コア＆ダークなコンポーザーの面々が集まった『serial experiments lain』イメージアルバム。 ダークステップ、IDM、インダストリアル、暗い歌モノにエレクトロニカ、とダークサイドなサウンドが揃っております。 でも、不思議とジメジメした陰湿さは感じな…
ここのところボカロメインで活動してたS.C.Xさんから久々の生歌ボーカルアルバム。 ポップスを基準にデジロック、エレクトロ、ハウスあたりのデジタルサウンド。加えてレゲェ、ラテン、AOR、R&Bといったアナログなサウンドも入っています。後者の方が比率は…
エレクトロポップがトレードマークだったmatiereさんがcroukaさんと組んで世に送り出した”ロック”なアルバム。 matiereさんはボーカルとしては参加せず（コーラスでは参加）メインボーカルは池田奨さんが担っている、と変則的な制作体制。 オルタナロックと…
東方のシンフォ/ブラック/メロスピ・メタルアレンジ。 演奏はメタル、ボーカルは（メタル的な）キャッチーさを持った勢いのあるサウンドです。 ギターも、ドラムも、キーボも、ボーカルも一丸となって突進するメロスピ/シンフォバカと呼びたくなるドコドコ感…
3人のzephlabel(nixxさん、fenさん、Yamajetさん)と1人のSTR(roopさん)による4曲入りオリジナル・ミニアルバム。zephlabelは約二年ぶりの復活です。 BMSイベント・BOF2009に同じチーム名で参加した時のBMSのロング版がメイン。基本はBMSをそのまま長くした感…
テクノ、テクノ・ポップ系のオリジナルCD。サイトにライナーノーツあり。 「ネガティブ」と「ポジティブ」のタイトル通りにポップサイドの前半posi-sideとダウナーサイドの後半nega-sideに分かれています。 posi-sideはカラッと明るいテクノポップ。テンポ早…
オリジナルのボカロCD。前作「vocalography」と同じく、voidさん、Junkさん、P*lightさんなどBMS系作者が多数参加。 このサークルおなじみのエレクトロポップ、トランスポップ。 底抜けに明るかった前作に比べると、哀愁の帯びた切ない曲調、ダークな曲調が…
ハスキーな歌声が特徴的な桃木さんの3曲入りソロミニアルバム。 いままで民族系のイメージがあった桃木さんですが、今作はポップス色が強い。民族色は1割入ってるか入ってないかぐらい。すこし懐かしい気分になる90's後期みたいな大衆向けポップスの魅力が詰…
鬼才/奇才paraokaさんのソロCD。インスト2曲 + ボーカル2曲 + ボートラ1曲の計5曲入り。 本編はすっきりとした聴き心地の素直なポップネスのある楽曲群。paraokaさん特有の「毒」はほぼゼロ。 美メロ、そこらじゅうにまぶされた小ワザ、迫力のある音圧……と質…
グラインドコア、ジャンク・ノイズの5曲入り東方アレンジ。 音質の悪いギター（褒め言葉）と発狂した叫び声のツインボーカルが大暴走。危ない血が煮えたぎってる強烈なシャウトは快感の一言。 東方なのはフレーズを申し訳程度にピアノで奏るぐらい。ただこれ…
