soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

アマツキツネは夜空をかける 先行体験版 / 飼育小屋製作委員会

学園モノ同人ノベルゲーム体験版。プレイ時間は30分ほど。
フリゲ「鴉の断音符」で有名な作者さん。今回はシェアです。


騒がしいが穏やかな学園生活を送っていった記憶喪失の少年・天流星は、他人を拒絶するクールな転入生と出会うこと大きく運命を変えることになる。


開始早々、トラックに正面衝突しても何事もなかったように冗談で済ましたりと理不尽ギャグ要素があるので、シリアスだった「鴉の断音符」より「兎の輪舞」に近いテンション。
鴉の断音符」の空気を期待すると落胆がデカイかも。
良くも悪くもくだらないギャグが多い。自分の当たり率は30発中1発くらい。ちょい苦手なテンションではある。
しかし、それなりに良いキャラはいる。ヒロインのよぞらはなかなかカワイイっす。
今後次第ではそれなりに面白いドタバタコメディになるかもしれない。
何より「鴉の断音符」という良作を作り出してるから期待したくなるんだよなぁ。

Chip★001 / ネコミミ魔法帝国

Luv 4beats Recordsさんの別名義・ネコミミ魔法帝国でのチップチューン・ミニアルバム。
コンセプトは「ゲームボーイナノループによる8ビットサウンド」VS「ソフトシンセのピコピコサウンド」とのこと。


キャッチーなフレーズが多くて即効でノレる。シンプルなピコピコサウンドがメロディの良さを強調してます。
GB&nanoloopはバリバリなチップチューン。フロア志向の8bitサウンドとしてはなかなかの出来。
ソフトシンセの方はチップチューン色が薄く、本元サークルでやってるトランス系が強い。
個人的には8bitサウンドの方が耳に直接音が飛び込んでくる感じがして好きです。


①(8bit)まさにチップチューンな8bitサウンドでスタート。シンプルだけどアゲアゲなフレーズで一発KOです。
②(synth)テクノな4つ打ちにポップなメロディがのっかる。メロディがすごく良い。
⑦(synth)哀愁メロのトランス系楽曲。ピコピコ分は抑え目。昔のBMSとかこんなんだったよなぁ。


難しいことは抜きにしてとにかく良フレーズが満載。体が自然と動き出す良盤です。
視聴でビビッと来たらまずゲットして損は無いかと思います。