soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

ZONE OF THE ENDERS Z.O.E / KONAMI

PS2のロボットアクションゲーム。


大きく分けるとアーマードコア系。
簡単操作で「っぽい」動きができいるのが爽快。ブーストが使い放題なのもストレスがたまらなくて良い。戦闘システムの根元はなかなかの出来。


しかし、雑魚敵が3種類しかいないので同じ敵と戦うことになり次第に飽きてくる。
また、ゲームが進むにつれ手に入るサブ武器はほとんど使えないものばかりで、結局は最後まで変らないメイン武器で戦うことになります。最初から最後まで同じことをしていた気がするなぁ。
それにくわえ、ゲーム全体が5〜6時間もあれば終わってしまう(クリア後のやりこみ要素などはなし)ためボリューム不足でした。


ストーリーもいままで登場ほとんど登場していなかったキャラが急に自分の生涯について語りだしたりと急ぎ足です。
極めつけは尻切れトンボなエンディング。ラスボスは戦わずに逃げて終わるとは思わなかった。
ストーリーが進むにつれて、今まで機械的だった自機のAIが人間味を浴びてくるのはよかった。ツンデレAI。


このゲームで一番良かったのは、とあるステージのBGMにビーマニの「EARTH LIGHT」のアレンジがあること。このアレンジがむちゃくちゃカッコイイ!
この曲をバックに戦ってるとテンションがあがります。


骨組みは良いのに、ストーリーやら敵数などの肉付けで思いっきり失敗してしまったもったいないゲームです。
終わり方から続編購入者を狙ったんだろうけど、付属のMGS2体験版に食われてる。