soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

からふる / もみじの丘

同人ノベルゲーム体験版。プレイ時間は2時間ほど。


様々なものが電脳化された世界。
ネットゲームに人間が直接参加するような電脳空間の開発が始まった。そのテスターに選ばれた主人公は、予想よりしょぼい電脳空間に落胆し、他のテスター達との人間関係に早くも疲れ始めていた。


電脳空間ネタは今じゃ珍しいものじゃありませんが、このゲームは電脳空間が「作り始め」というのが独特。
まるでネトゲーのβ期間のように徐々に世界が構築されていく設定はなかなか面白いです。
文章は2ちゃん/ヲタネタが多いので人を選ぶかもしれません。
個人的にはもうちょっと自重して欲しい。たま〜に面白いネタもあるんですけどね。
キャラ間のトークはそれなりに読ませるものだし、これから電脳空間がどうなっていくのかは気になる。しかし、いかんせん主人公のキャラが掴みにくく、全体的に危うい印象があります。


この設定はならやり方によっては面白くなるんじゃないかなぁ。