soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

ラメドラマティック1・2・3 / 河童ボーナス

バイバル系のノベルゲーム。1・2・3の連作となっており、総プレイ時間は4時間ほど。
あの夏祭りで誰が死ぬ?」「Monster」などの作者さん。おそらく処女作。


ドラマという星に修学旅行に行った少年少女達が閉じ込められて理不尽に殺害されるのから逃げる話。


作者さんの他の作品とは文章、内容ともだいぶ毛色が違う。
学生が殺戮から逃げる中の様々なドラマが描かれるということでバトルロワイヤルを意識してると思われます。
ストーリーの狙いとしてはなかなか面白いんだとは思うけど、文章が一度に大量表示、登場キャラが把握しにくいなど、集中して読むには悪い点が目立つ。
そもそもBGM/背景無しの文章オンリーで、ゲームという形式を取った意味が無いような。


正直、サバイバルモノなら何でもOKという人以外には勧めにくい。
でも、「あの夏祭りで誰が死ぬ? 」「Monster」などの良作を作る前にこんなゲームを作ってたと思うと興味深い一作ではあります。