soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

BAKUTO 2010に行ってきた

オールナイトイベントなんで今も絶賛開催中なんですが、一足早く帰ってきたので速報レポ。

場所は造船所跡地というヤサグレた雰囲気が大好きなスタジオPARITA。造船所跡地関西のアングラ/キワモノが集結したこのイベントにこれ以上ないくらいのロケーションで、むちゃくちゃアート&バイオレンスなグレイト空間になってた。
ロケーションを味わうだけでもチケ代半分くらいの価値がある。


ライブスペースの謎のオブジェや、DJスペースの網に反射しまくるレーザー、そしてガレキ前にステージを作ったそのまんまの名前のガレキステージが素晴らしい!
残念ながら初日はここでの音楽ライブは無かったけど、ライブ始まったら素晴らしいムードになるだろうなぁ。


参加者もちょっと変わったファッション/風貌の人が多し。チャイナ服の女性がセクシーだった。
ただ集客はちょっと悪い?夜中ぐらいから人入ってくるのかもしれんけど。

HARP ON MOUTH SEXTET。

ビオラさんの2メートル前くらい(しかも段差無し)で見るという贅沢っぷり。
顔を覆ってる白布が透けて見える距離だったけど、あえて凝視しないように。
いまごろ気づいたけどルビオラさんは棒振ってるだけかと思いきや、テノリオンやらシンセやら結構弄ってるのね。


音が少し悪くて、途中でスピーカートラブルもあったのは残念だけど、雅楽とエレクトロニカが融合した曲/ステージングは素晴らしい!やっぱ6人のハープ隊が強烈だ。
初っ端から2ndで一番好きなハード雅楽テクノ曲でプチアガり。


ガレキステージ前で寂れた建物の会場を上手く使ったアート/エンターテイメント色の強いパフォーマンスを軽く見てから飯のイエローカレー
結構辛かったけど、そこそこには旨かった。ただ料理屋台は値段と内容の釣り合いを考えるとあまり惹かれるものが無かったかも。

PARA

すごすぎる。人間が弾いてるとは思えない難解フレーズを見事5人で合わせるのに圧巻。ものすごい知的なサウンドなのに曲の後半でROVOばりに爆発していくのもすごい。
たまーに山本精一のスイッチが入った時が痺れるわぁ。見た目は普通のおっさんだったけどw

EYE

METAMORPHOSEでも見たけどもう一回。
正統派だったメタモとはガラッと変わって、怪しいインドポップス、アフリカンポップスやらキナ臭い中華風曲だったりのまともクラブ曲をかけないひねくれまくった選曲。
あれはフロアが戸惑ってるのをわかってやってる顔だw
最初30分くらいはびっくりするぐらいまったりムードだったけど、中盤に強烈な音の塊をぶつけたり、終盤はノリのイイ曲を連発したりで前のほうはそこそこ盛り上がってた。
最後は次のDJがむちゃくちゃ繋げにくいロック風の曲をかけて退場と最後までひねくれっぷりを披露。
次にDJは諦めて音切っちゃったよw


EYEで踊って自分のテンション上がり気味、会場全体も夜中に向けて徐々に熱が高まってきたところだけど、終電が危ないので後ろ髪引かれる思いで退散。
ホントはBOGULTAも見たかったんだけど、1時間押しで終電完全アウトになってたので見ないで帰ってきました。まぁ、他のイベントでいつか見れるだろ。


すんごい雰囲気の良いイベントでした。
次回があるならフルで参加したい!


明日(ってか今日)もよんこま小町→Mコミ(微妙)→エクハド&リア充と詰まってるのでぶっ倒れないように頑張らねば。