soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2011/01/13 ラスマス・フェイバー with プラチナ・ジャズ・オーケストラ @ Billboard Live Osaka

ハウスの大物・Rasmus Faberが日本のアニソンをガチのジャズにアレンジしたプラチナ・ジャズ・オーケストラ。ヲタなら注目してくなるジャズバンドが来日するとなれば行くしかない!
というわけでHURTSと連チャンでライブに行ってきました。
HURTSが20時と早く終わったので、開場の21:30には余裕で間に合いました。良かった〜。


オサレ空間・Billboardでアニソンを聴くという不思議な趣向の今回のライブ。客層はモロなヲタっぽい人はほとんど見かけず。でも「お、とらドラきたよ!」ってな声や、手拍子がちょっとぎこちないなどそれっぽいなぁとか思いました。


ライブはピアノ・ベース・ドラムトリオによる『ハレ晴レユカイハルヒ)』からスタート。でまったりと場の空気を馴染ませボーカル曲(ボーカルは超有名曲『Ever After』の人!) ⇒ 少しづつホーン隊を増やして有名曲のオンパレード ⇒ 再度まったり ⇒ サプライズで一気に盛り上げてフィナーレへと繋ぐという構成。


有名曲のオンパレード部分に当てはまる『プレパラード(とらドラ』⇒『ハピマテネギま)』⇒『星間飛行マクロスF)』⇒『そばかす(るろ剣)』⇒『君をのせて(ラピュタ)』はドキドキしっぱなしだった!
ノリノリのハピマテが最高〜。


そしてサプライズはなんとCD未収録の『GO!GO!MANIACけいおん)』。これが素晴らしいアレンジメントで感動!まさかこんなジャズ映えする曲だったとはっ!
原曲のファンクな部分をうまくジャズに生かしてるノリのアップテンポアレンジ。
二番のムギ・キーボードソロの「デリリデリリデリリデリリ」をホーン隊で吹くのがめちゃくちゃカッコええ……。
Aメロ二回目でリズムがアグレッシブなフロアタムビートになったりと、とにかく盛り上がる曲展開。ラストはドラムソロで締め。ジャズのドラムソロは痺れるっ!


一流が揃ったバンドのパフォーマンスはもちろんレベルが高いものの、前半はちょこちょこミスしてたし、ホーン隊の音からあまり熱気が伝わってこなかったところがありました。ジャズライブ慣れしてない観客とのギクシャクした距離感も関係してたかも。あと、メンバー紹介をするラスマスのMCがどこかぎこちなかったりw


でも徐々にテンションを高め『GO!GO!MANIAC』で、バンドメンバーも、会場の空気もドカンと火がついた!
続く本編のラスト『はじめてのチュウ』もボーカルが観客席まで降りてきて陽気に手を降ったりとすごくイイ雰囲気での演奏でした。


お洒落な空間で高級品溢れるアニソン・ジャズを聴くという贅沢な一時。セレブ気分で最高!とにかく『GO!GO!MANIAC』で大満足!!
今年のライブ初めがコレで良かった!