soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2013春−アニメの感想

2014年の4月も終わろうというこのタイミングで2013年春のアニメの感想です。
とにかくマイペースに見ているもので……。
見てたのは17本。いっぱい見とるな―。

1クール系

ハヤテのごとく!Cuties

6話分しか録れてなかった……。
原作はほとんど未経由。パッと見どうして人気あるのかわからなかったけど、アニメを見てなんとなくわかった気がします。キャラ同士の掛け合いが面白い。
大きい犬と小さい金髪の娘の話がよかったなー。

翠星のガルガンティア

ナディアとかを思い出すちょい昔に流行った世界観。そこが今だと新鮮で面白そうだったんだけど他の番組と被ってラスト5分だけ毎回録画できてない……という悲劇。
というわけで”一番おいしい部分”を見逃してるので話には入っていけませんでした。海の広さが気持ちいい絵面はホントよかったなー。EDとか見てるだけで気持ちよくなれる。

DD北斗の拳

最初は「あ、これは(本当の意味で)くだらねー」と思ってたけど、中頃からそこそこには楽しんでました。ジングルの小気味良さとかハマってくると癖になる。

波打際のむろみさん

弾丸みたいな勢い&ハイテンションは見てて爽快でした!博多弁が耳に気持ちいい〜。
イエティ(苦労人、非常識人に対する諦め)とハーピー(アホ)のキャラがすんごい好き。こういうキャラに弱いです。
最終回はよくわからんけど感動的な終わり方でしたね。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

由比ヶ浜の頑張り空回りっぷりがツボでした。となりの怪物くんの夏目を思い出す。どうやら自分はこういうあからさまに”サブ”なキャラに弱いようです。


全体では4本ほど撮り逃して人間関係がわからなかったりであまり入り込めなかったのが残念。他のライトノベルに比べると現実にありえる人間関係の問題に対してモロに切り込んでるのがそのまま作品の空気に影響を与えていた気がします。ゆえにちょっと説教臭くなってたところも?


キャンプでひとりぼっちの女の娘の回はリアルに照らし合わせて考えてしまう深い…というか強く印象に残るエピソードでした。

変態王子と笑わない猫

ストーリーがの軸が多少ふらふらとぶれていながらも楽しませてもらいました。キャラ、絵柄は文句なしに可愛いし。セカイ系な部分は何をやりたいかよくわからなくてあと一歩って気もしました。


無表情な筒隠が好きですねー。無表情なのに表情がある。とくにEDで無表情でキラキラしながら踊ってるのがちょっぴり哀愁もあってグッときた。……だというのにいっつもすぐ後にクロユリ団地のCMがががが……。*1


OP曲では俺修羅に続いて、田村ゆかりがクイーンっぷりを見せつけてる。やっぱこの人すごいわー。


DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION

無慈悲なキャラ死亡にヒヤヒヤしながら見てました。最終的に何が残ったの?という終わり方は……あんまり好きではなかったりします。


このアニメを語る際に外せないのはEDのスタッフロールで死亡したキャラが描かれなくなっていく演出。6話目くらいで気づいたときはハッとしました。
そして秀逸なのがこのスタッフロールの演出が終盤で最大限に活かしてきたこと。最終回ひとつ前の回では主人公だけしか生存してなくて寂しい画面が流れる。しかし最終回で世界が巻き戻ってみんなが生き返る。するとスタッフロールにも全員が戻ってくる。ストーリーとリンクしたこの見事な演出には鳥肌が立ちました。


正直全体ではそれほどハマったアニメでもないのですが、この最終回の演出で2013春のアニメの中でもお気に入り上位にランクアップしました!

フォトカノ

ムフフなエロコメ
くだらなさの中にダレることなく見れるわかりやすいストーリーがある。アマガミと同じ魅力ですね。
基本1話完結型で気軽に見れました。1話のなかでしっかり展開からオチまであったのが良かったです。


個人的に気に入ってるのが最終回から一つ前の深角さんのエピソード。想像をはるか超えて感動的でした。
いままでの大勢の登場キャラをうまく絡ませて色んな話があったなぁと思い出させてくれる。みんなそれぞれの学園生活を送ってるんだなぁ。
そして新幹線内での演出のうまさ。鳥肌がたちました。現実を抜き取って、記録して、彩る写真。カメラ/写真という題材をうまく使ってフォトカノというアニメを総括させた見事なエピソード!


OPがスタイリッシュでいままでになかったタイプのアニソンでしたね。イントロだけ聴くと”インストかな?”と思っちゃうのが新鮮でした。
このOPがまた深角さんの最後の演出で効果的に動くわけですが……ここまで計算に入れてイントロを作ったとしたら天才だ。


自分の中で”写真”というものを見つめ直すほど影響を与えてくれました。日常生活を切り取るモノとしてのカメラ/写真っていいな。


最終回もまた別の視点から写真を捉えてて良かったです。「写真は時を超える」かー。
スタート当初の不安を良い意味で裏切って好きな作品になりました。

刀語

物語の面白さならズバ抜けていたでしょう。
とがめのポンコツ(?)具合もかわいい。キャラ同士の会話の妙は職人芸。1話1時間のボリューミーな内容でごちそうさまでした〜。
あの独特な絵柄をうまくアニメにしたなぁというのも評価したい点です。


全部が素晴らしい回。いくつもの名戦闘。個人的にはとがめが穴掘ってる回が好きでした。汽口 慚愧へのヤキモチとがめもかわいすぎた!


ただ結末は好きじゃないかな。今までの物語はなんだったんだろう、と。

絶対防衛レビィアタン

今期で一番好きなアニメかも。
僕の好きな「このキャラたちがワイワイガヤガヤやってるところをずっと見ていたい」と思わせてくれる作品でした。凸凹トリオ+小さいの1が愛おしい。


温泉のお湯を復活させるエピソードが好きです。あそこで4人の絆が生まれて物語が本当の意味で動き出した気がします。


あと次回のサブタイトルの表示の仕方がカッコよかった。「絶対◯◯もん!」ってテンプレも良いですね。
最終回の「絶対防衛しちゃうもん!」は「ここにきてタイトルきたかー」とグッときました。話自体も良い終わり方でした。


文句言ってばかりのバハムートがお気に入り。。レヴィアタンもありそうで無いキャラでハマる。無表情じゃなくて大人しい。あと最初のナレーションかわいすぎるー。


2クール目

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

終わりましたねー。長いこと見てきたアニメなんでちょっと感無量。
どう転ばすか難しい話をうまく終わらせたな、と思いました。OP曲良かった。

来期も続く

進撃の巨人

もちろん問答無用でハマりました。ちなみに原作は未読。


一話の最後。血が飛び散るシーン。あそこを名シーンとして強烈に視聴者の脳に焼き付けた時点で勝ち決定。
安定して面白い……わけでもなく案外、不安定。でも確実に面白い方へ向かってくれるスリリングなところに弾かれました。


通勤電車中にPSPで見てるときにふと顔を上げて窓の外の町並みを見てると、遠くから巨人がやってくる気がして本気で怖くなったこともありました。そんぐらいハマった。

とある科学の超電磁砲S

御坂、黒子、初春、佐天。この4人のノリが戻ってきたなー、と。個人的にはレールガンの方がインデックスを大きくリードして好きです。


インデックスでもやったシスターズ編と同じことをやってる?別視点?このエピソードはちょっと気が重くりますね……。


重い話が多いので毎週見る前に気合入れる必要がありましたw

革命機ヴァルヴレイヴ

登場人物が死にそうな空気がムンムンして怖い……。
生徒達が子供なりに切磋琢磨する中盤がむっちゃ面白かった印象があります。


しかしラグランジェといい、アクエリオンEVOLといいロボットモノの敵キャラは本当に腹が立つ悪者っぷりが徹底してますね。


宇宙戦艦ヤマト2199

原作は未視聴。あぁ、なるほど面白い!こりゃ名作と言われるはずだわ。
最初は展開の早さに振り落とされそうになったけど、人間関係や各人の目的がわかってくると俄然面白くなってきました。


灯台の話がすごい良かった。

探検ドリランド -1000年の真宝-

絵柄が変わっても面白さはキープしてます。更に子供向けなノリでどうしようかと思ったけど楽しめてます。


ただ現時点ではミコト編の方が好み。これからどうなるかー。


宇宙兄弟

本当に安定してる。安定して最高に面白い。盛り上がりきった!…と言っても過言ではない日々人の月面のエピソードのあとでもそう思わせてくれるのは本当にすごいです。


ムッタの宇宙飛行士訓練がメイン。キャンプとパラシュート。どちらも楽しめました。グッとくる人間ドラマにチラチラ見えてくるムッタの凄さにドキドキ。

*1:関西圏では変態王子と笑わない猫のあとにだいたいクロユリ団地のホラーのCMが流れてました