soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2014/12/22 Andoreas Dorau、Autora、aSymmedley @ Vijon

ホルガーヒラーなどとも関わりのあるドイツのエレポップ・アーティスト。80年代にヒットした人ですが2014年になって待望の来日!……ということで一部の人達がめちゃくちゃ盛り上がってました。


最新作から多めになるのかオールタイム・ベストな感じになるのか……聴きたい曲やってくれたらいいな〜、と期待しながら会場へ。
AUTORAのバンドセットも死ぬほど好きなので楽しみ!しかしなぜこの組み合わせなのか……


ラウンジでは909stateさんがコンパクトな機材でめっちゃアシッドな曲をやってました。かなり好きかも〜。

aSymmedley

和泉希洋志さんのソロ・ユニット。詳しく知らないんですけどスーパーアー以降のボアダムスと絡んでた人らしい?


クリアでサイバーなウワモノだけ聴くと洗練された未来的デジタルミュージックって感じなんですが、そこに叩きつけるみたいなエゲツないビートが合わさって……かなりカッコいい!
o.n.oのソロライブを思い出す迫力でした。

Autora

バンドセットでのライブ。


バンドセットのAUTORAは大好きなんです。なによりNANIさんのドラム。BOGULTAよりもヒューマンシャワーよりもサイケ奉行よりもAUTORAで叩いてるときのNANIさんが一番好きかもしれない。
暴走することなくクールにビートを刻んでるのが他バンドとは違って新鮮です。


基本は『Olgoi Khorkoi』から。「Mamba Walk」はホント名曲だと思う〜。気持よく踊りながらお酒も進みました。たぶん一曲だけ新曲があったような?


Andoreas Dorau


ドラム、エレクトロニクス、ドーラウという3人編成。


最高でした〜!ポップでちょい変態。特別歌が上手いわけでもダンスが情熱的なわけでもないんだけど、なんだか楽しくなってくる。たぶんドーラウの人の良さそうな笑顔が魅力的なんだろうな。ずっとニヤニヤしながら見てました。


3曲目くらいでスネアに穴が開くトラブルがあって中断。その間は特にMCをするでもなく緊張した面持ちで立ってるだけのドーラウが印象に残ってます(笑


セトリはオールタイム・ベストな感じ。最新作からはほとんど無かった?
大好きな「So ist das nun mal」「Girls in Love」が聴けたのは感動でした。「So ist das nun mal」のファンキーなベースと楽しさしかない女性コーラスのサビはホントたまんない〜。


一番良かったのは「Das Telefon sagt Du」。電話を模してる”プーーーー♪”ってシンセがめちゃくちゃ心地よかったです。不自然なほど”プーーーー♪”って長いこと鳴ってる。こんな音を曲に組み込むなんて……やっぱりドイツ人アーティストは頭が普通じゃないなぁ(笑


80'sの音楽(古臭さはまったく感じない)にお酒も進み、かなり酔っぱらいながらがっつり踊ってました。恥ずかしげもなく80年代のノリで踊れるライブは最高ですね〜。