soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/05/15 MAHANYAWA[SENYAWA with 内橋和久]、YOA RA、BING、YA△MA @ noon+cafe

インドネシア民族音楽デュオ・SENYAWAに内橋さんが加わったユニット・MAHANYAWAを見に。SENYAWAはどんな音楽かほとんど知らないのですがあえてほとんど情報いれずにいきました。

YOA RA

OOIOOのYOSHIMIO, OLAibi, AYAのよるユニット。
シンクロする向かい合うドラム&キーボード、フリーなようでカッチリあってる演奏が面白い。


演奏してた曲はCONPASSのときと同じだけど、あの時みたいな緊張感はなくリラックスしてた感じがする。ハコが高架下だから電車の音が曲に溶け込んでて面白かったです。



↑2016年のライブ映像。OLAibiさんは抜けたっぽい?

MAHANYAWA

巨大な竹に弦を琴のように張り巡らせた楽器や弓を弾いててマリンバみたいな音を出す創作楽器で土着民族音楽meets土着サイケ的な音を鳴らしてました。
ボーカル(ヴォイス?)は祝詞のように早口でまくし立てたかと思いきやフリージャズばりに絶叫したりと聴いたことのない歌唱!


ダークでアグレッシブな面が強いんだけど楽器の音色ゆえか暴力的には思わなかった。
ハードな物質じゃなくてソフトな物質で殴られてる感じ。ただそのソフトなモノも鬼の形相で振り回せばスゴい迫力になるわけで。たまにボーカルがハードコアばりのアクションしてるときなんか背筋がピンとなりました。


ひとつの楽器でも叩いたり、指で弾いたり、弓で弾いたり色んな方法で演奏してて面白い。
それは内橋さんもダクソフォン同じ。色んな奏法で色んな音色を出してた。あんなに様々な音が出せる楽器なのね。板を弾いてのベース音と木片(?)で叩いてのパーカッション的使い方が多かったかな?


竹の創作楽器はチューニング限界まで下げたギターみたいなエグい音も出してて、ドゥームメタルっぽいフレーズを内橋さん(ギター)と交互に鳴らしてるシーンがカッコよかったー


楽器も歌唱法も音もなんじゃこりゃ!?ってな衝撃でした。
そして直感的に楽しめる音楽でもある!内橋さんめっちゃ笑顔で演奏してたなぁ