soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/05/28 Chassol、SPECIAL SESSION BAND[番長・啓太郎・塩見哲雄・CANA・トミカ・やす] @ CONPASS


ロバート・グラスパーからハシゴしてCONPASSへー。
客はだいぶ少なかったですが文句なしの名演でした。

SPECIAL SESSION BAND[番長・啓太郎・塩見哲雄・CANA・トミカ・やす]

BAGDAD CAFE THE trench town奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、K-106などのメンバーが集まった即席セッションバンド。


プリミティブ/アッパーな人力トランスに所属バンドのレゲェやファンクの色がちょっぴり出てカッコよかったー。コンテンポラリーなダンサー2人も面白かった!


BAGDAD CAFE THE trench townのドラムさんがめっちゃ良いドラム叩いてました。ロバートグラスパーのライブのあとにそう思うんだから相当です。


Chassol

面白かった〜!
シンセ(=Chassol)とドラムのデュオ編成。


”音有り”の映像に併せてシンセ、ドラムを合わせてく変わったスタイル。


映像は様々。自然音、インタビュー、ゲームしてる日常風景…など非音楽に演奏を合わせると音楽に。絶対音感の人が”生活音がすべて音階で聴こえる”ってのをそのまま音楽にしちゃった感じ。音楽 × 非音楽の音。
かと思えばサンバのリズムに合わせてジャムったり、ピアノ映像と平行演奏してケージみたいになったり……と音楽 × 音楽の組み合わせもある。


同じサンプリングでもコードを変えたりリズムを変えたりでこうも聴こえ方が変わるのかってのを発見できて面白かった~。ワンフレーズの繰り返しが繰り返しに聞こえない。
あと最初は歌のようなメロディアスなピアノを弾いてるかと思ったら、あとに流れる映像で普通の会話をなぞってたってのがわかってビックリ。会話もメロディになるんだなぁ、と


少年のラップ5秒間くらいの繰り返しに伴奏乗せてくパートがカッコよかった!一般人(?)のラップが名曲に!


コレはけっこうなレベルで奇跡的な名演でした……。こんなのが10人くらいの客の前て繰り広げられてるんだからわからんもんよなー