soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/12/08 We Banjo 3、ハンバートハンバート @ 梅田クアトロ

ケルト/アイリッシュ系を日本に呼んでくれるプランクトン presents We Banjo 3!


クアトロでチケットでのジャックダニエルが廃止になったのはこの頃。あの小さいカップでクイって行くの好きやったのに〜。


We Banjo 3 ×ハンバートハンバート、どちらもよかった〜!アイリッシュの楽しくて楽しくてもどうしても切なくもあるのがたまりませんな!


最初に2組共演でウォーミングアップ的な軽い演奏を2曲ほどしてからハンバートハンバート単体。

ハンバートハンバート

「おなじ話」→「まぶしい人」→「ぼくのお日さま」と名曲ラッシュではじまって目に水分が……。涙腺刺激系の静かな曲中心。ふわふわしたMCとのギャップが面白すぎる(笑

We Banjo 3

バンジョー×2、ギター、フィドルの弦楽器オンリー編成なのにすごい躍動感&リズム感。陽気なキャラのフィドルを中心に盛り上げ上手!楽しさが溢れかえったライブでした~。


全力で楽しませようとする人柄がよく出てたのがMC。なんと8割は日本語!単語をひとつふたつじゃなくてMC毎に違うことを日本語で喋ってる。
大阪ローカルネタも「おおきに」で止まらず「551があるとき~」「ないとき~」まで。初来日なのに……必死に覚えたんだろうなぁ。ステキな人たちだ。
551ネタとかヘタするとハンバートハンバートより大阪ネタわかってるかもしれない(笑


バンジョーはフレットを押さえる指は派手に動かない。けどめっちゃ細かく弦弾いてたりでピッキングがスゴい!テケテケ鳴っててなんだか三味線みたいでした。


lunasaあたりほど指/旋律が動きまわってるわけではないけど、4人とも歌えたり人懐っこいボディアクションで楽しませてくれたり……ハッピーな勢いがありました。歌えるからバラードとかも難なくこなすんだろうけど、今回は基本アップテンポなセトリでした。


終盤には客に座って→ジャンプして、なんて煽りまで!
Slipknotならいざしらず、アイリッシュ系のライブでこの光景を見るとは思わなかった。流行ってるな―。


どれだけ楽しそうな曲調でもふと儚さを感じるのがアイリッシュのヤバいところ。ふと涙腺やられそうになります。


アンコールは再度We Banjo 3とハンバートハンバートの共演。
佐藤さんが今回のために作った新曲(で合ってるよね?)を2曲披露。ハンバートハンバート寄りの曲調を芯にアイリッシュの装飾を。歌詞がめちゃくちゃ良くて泣きそうになりました。良いモン見た聴いた。


最後はお互いの持ち曲を合体。ハンバートハンバート側は「アルプス一万尺」。共演は全体的にハンバートハンバート寄りになりすぎた気もしたけど恒例の踊りで楽しそうにしてるWe Banjo 3のメンバーにほっこり。幸せな空間やった~。


唯一の心残りは一番好きな「We all need more kindness in the world」がなかったこと~。ということで早くも再来日を楽しみにしてます!


いや~、楽しかった!やっぱアイリッシュ/トラッド系のライブは他とは違う良さがあります。