soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/12/09 THE POP GROUP、Damage @ 梅田クアトロ

昨日のWe Banjo3からガラッと変わってThe Pop Group
サマソニで見逃し、東京単独も悩んでるうちにチケットが売り切れ……ようやく見れるー。


でも実はまともに聴いたことある活動休止前The Pop Groupのアルバムって『Y』だけだったりする。新作の『Citizen Zombie』は結構気に入ってます。


THE POP GROUP

サウンドチェックの音量がアホほどデカい。ほんとアホの領域;


ビンビンのベースにジャギジャギのギター。もはやファンク!カッコ気持ちよかった〜。そしてマーク・スチュアートはでけぇ……。何メートルあるんだろう?


アクの塊みたいなCDに比べてライブはストレートな演奏。ゆえにファンクな部分が強調されてた気がします。
最初は音がすっきりしすぎてるかな?と思ったけど次第に音圧を増してったような。中盤にがっつり轟音聴かせる場面もありました。


マーク・スチュワートの凶暴な声は50代とは思えない迫力があった。
腕を前でシャカシャカする動きも面白い。自分もやってみたら確かにあの動きがPop Groupのサウンドには一番合う!なんだか踊るバーニー(ナパーム・デス)みたいだったなぁ;
ギターは思ったほどギラついた音はしてなくてどちらかというと綺麗な音してた印象。


そして後ろを向くとPAブースに頭振り乱してるダブミキサーの姿が。あの人がメンバーの誰よりも一番暴れてた(笑)楽しそうに仕事をしてて何よりです。


新譜の曲はCDより荒々しくなってて違和感なく旧曲と共存してました。「Shadow Child」がめっちゃカッコよかった~。
鋭いカッティングを軸に全員で攻めてくる時もあれば、フリージャズのように間合いを取った演奏も見せてくれて。全部カッコよかった!


アンコールの最後は「She Is Beyond Good And Evil」で歓喜。1stの曲はこれと「Thief of fire」だけ?(ネットに出回ってるセトリではShe is~だけだけど自分が何かと勘違いしてるんだろうか……;


最初は1階で見てたけど、途中でドリンク買うついでに2階に移動したらそっちのほうが盛り上がってて、本気で好きそうな人達が自由に踊ってて……そこからはめっちゃ楽しかった記憶があります。