soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/12/12 天才バンド @ 梅田クアトロ

開演待ちのBGMがtahiti80でサイコー。来年の来日に向けてテンションあがるなー。


奇妙さんに”ロックンロール”と”スター”と”ヨッパライ”と”天才”が憑依しててめっちゃ良かった〜。切なさより幸せ力高め。ほんとバンド名に偽り無しの天才3人です!


演奏力見せつけまくりのロック度高い2曲でスタートして”この人ら天才か!”と掴みからヤバすぎ。と思ったらバラードの歌で泣かせて、即興で展開を変えまくって……全部ハイレベルで。結論としてやっぱ天才でした。


「BLACK TAHITI GIRL」は超ムーディーに演奏。照明を暗くしてさながら本番最中(そういう意味です)のコール&レスポンス。ヒドい言葉を客(大半が女性)に歌わせてる……という異常な光景を自然に見せてしまうぐらいセクシーな演奏&歌だった。男の自分でもジンジン来るわ。


「SHIBUYA STRUT」や「レッドホットチリ島」ではカミデさんのスラップベースが炸裂しまくり。キーボードもめっちゃ上手いのにベースもありえんレベルでカッコよかったっす。


1stからは意外な2曲がセトリ外。あえて……かな?
大好きな「ロッケンロールベイベー」は聴けたのがめっさ嬉しかった~。
完璧なコール&レスポンスの形が出来てる中盤部分で奇妙さんのアドレナリンが出すぎてコーラス部分まで客に歌わせて構造が崩壊する珍事件もあり。


散々楽しい思いをさせてくれたあとのクライマックスに「Joy to the world」は幸せすぎた。
”困ってるコトや辛いコトがあっても……俺、辛いコトなんてないや”なんて言っちゃう奇妙さんがカッコよかった。今日のライブ中はホント楽しそうだったなぁ


MC喋りまくり、曲中アレンジしまくりで2時間なのに曲数は少なかった(twitter見ると10曲?)でも満足しかない!


ゼンマイ巻かれすぎの奇妙さんが全編に渡ってぶっ飛んでるなか、Sundayカミデさんの”実はこの人が一番おかしい”部分がちょこちょこ顔を出すのが面白かった。この関係性は瀧と卓球みたいだなぁ、とか思ったり。
カミデさんがとんでもないコール&レスポンスをしはじめて、いままで散々かき回してた奇妙さんがオタオタ混乱してるのがかわいかった(笑)