soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/02/28 DE DE MOUSE @ Billboard Live Osaka 2nd stage

ピアノ+ベース+ドラムのピアノジャズトリオ編成。
レコ発=新譜に寄せた内容でダンス・ミュージック要素かはなり薄め。ジャズトリオをやってみたかった、ってのがよく伝わってくるライブでした。


ディズニーの劇伴音楽のような曲達をピアノ・トリオ形式で演奏する、とやりたいことはよくわかる
……けどうまくいってるかは微妙でもあって。
電子音楽と生演奏(特にピアノ)の噛合はちょっとぎこちないなぁと感じたり。劇伴ライクにしてはスケールも小さかった印象…うーん。
バックに映してた映像もPorter Robinsonばりにがっつり物語に入れる感じにしたほうが新譜の曲は映えるんじゃないかなぁとか……やりたいことがうまくいけばすごく面白いモノになるんだろうけど今の時点じゃまだアップデートが欲しいかなって気がしました。


手数の多いドラムは見てて聴いてて気持ち良かったけど他パートとうまく融合していない感じも。
MDTではもっとトランシーになると言ってたけど……うーむ、今のままじゃあの場でウケるかは厳しい印象も。


曲ではドタバタした「bedtime flight」と「play tag」がライブ映えしてました。
「play tag」はCDだと”やりすぎてちょい流れ崩してるんじゃないか?”と苦手な曲だったんですけど、ライブだとドラムの印象が違うくて良い感じでした。


ということでもっと作り込めたんじゃないか?っ印象もあるライブ
でもやりたいことやってるのを見るのは和んだし、普段のテクノサウンドとは違ったレアなDE DE MOUSEが見れたのは面白い体験でした。