soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/04/03 植田 真梨恵 @ Billboard Live 1st stage

GIZAのシンガーソングライター、植田 真梨恵のライブに。ピアノとのデュオ形式。
よかった〜。ストレートなSSWに収まらない小技が各曲にあって面白い。で、歌が元気よくて気持ちいいです。


どこかのインタビューで”中村一義が好き”と言ってたのを見かけたけどそれも納得。ストレートな歌ものだけどポップスのメイン街道からちょっと逸れてる歌/曲だった。ギターも変わった拍子を刻んだりと凝ってて聴き応えありました。


最初に1ヶ月ごと作った新曲達を一気に演奏。途中で親指ピアノやベルを鳴らしたりと工夫も。ギミックが必ずしも成功してるとは言えなかったかもしれないけど色々と手を出してるのは面白い。
そのあとはMCをちょこちょこ挟みながら、男性目線の一人称=ぼくの曲に限定したセトリ。


ときに髪を振り乱して情熱的に、ときにしっとりと、ときにかわいらしく。声と表情がコロコロ変わるのが聴いてて見てて飽きませんでした。高まった時に独特な声質になるのが好み分かれそうではあるかなぁ、とも。


共演するピアニストはなかなかの技巧派で歌の強度を高めてました。またロングトーンのシンセでアンビエント的な支え方をする時もあって耳に気持ちよかった~。


ハキハキ喋るし、言い間違えはしっかり訂正するし、動きもキビキビしてて感じの良い娘って印象。
けどド天然やテキトーなところもけっこうな頻度で顔を出しててそこらへんのアンバランス感が好きになりました。
挨拶の時に足をピッと伸ばす仕草もええなー。


ファン層が男性メインなのが意外。7~8割ぐらい男だったかな?
歌詞の傾向からどちらかというと同年代の女の子に人気があるのかと思ってた。