soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/04/03 Scafullking、BRAHMAN @ BIGCAT

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3連ハシゴの最後は9年ぶりに大阪でライブするSCAFULL KING。対バンにブラフマン
SCAFULL KINGは高校の頃から聴きまくっててついに見れると楽しみしてました。9年ぶりなんてハイスタの11年ぶりとそんに変わらないからなー。


チケットはSOLD OUT。年齢層は高めで20代後半から30代後半ぐらいが多かったのかな?
この年代の人達はモッシュも上手いし、なにより久しぶりの大阪SCAFULLということで高まりまくってて良い空気でした。

BRAHMAN

客の年齢層が高いので”最近のブラフマンはOPに祈るんやねー”とまったりした会話も聴こえてくるライブ前。


「That's all」 → 「There's no shorter way in this life」の初期からのファンなら涙モノのはじまりでヤラれました。
さきほどの高齢ファンも一気にテンションが上がってるのがわかった。


冒頭こそ1stの流れだったけど懐古主義になるではなくむしろ最近の曲が中心。しっかり聴かせるミドルテンポの曲も多め。
中盤ではSCAFULLの「BRIGHTEN UP」のカバーもあってアガった―。普通にコレやっちゃうのがカッコイイ。


SCAFULL関連の笑い話から色々なバンドの解散や休止について触れるMC。そこから始まった「霹靂」に泣かされました。この曲は普遍的な意味を持つようになってきたな。
またTOSHI-LOWさんに泣かされちゃった。


「霹靂」のあとに「ARTMAN」という粋な締め。この曲のRONZIさんの苦しそうな叩き方は相変わらずやなぁ;


TOSHI-LOWは「霹靂」の前の曲あたりで派手にダイブ。人の上に立ち、襲うように群がってくるダイバー達を払いのけながら”立てよ!”と煽るのがアホほどカッコよかった!その直後に楽しそうな笑顔でまたズッキュン!


SCAFULLKING

最高すぎました!!!


ステージのカーテンが開くと椅子に座ったTOSHI-LOWが原稿を読むようにおもしろおかしく注意事項をアナウンス。TOSHI-LOWがはけると同時に「SCAFULL KING」のバックドロップがせり上がってきて大歓声。この演出には鳥肌立った!


一曲目が大好きな「Save You Love」で早くもテンション最高潮に。飛び跳ねて拳振り上げて大声でシンガロング。顔には笑顔が張り付いて取れなかった。
ベスト的なセトリで聴きたい曲はほとんど聴けたと思います。ホント最高やった―。


最初から飛ばしすぎて2曲目には横っ腹痛くなってくるし、声出ないくらい息があがってるし;
”そろそろ休憩できる曲を……”と思ってもそういやSCAFULLって盛り上がる曲しかなかった;
「DOO WEE」がかろうじで回復ゾーンだったか。


活動ペースがゆっくりとは思えないくらいに息のあった演奏で”ホントにブランクあったの?”って思っちゃうぐらい。NARIさんが良い感じにオジサンになってきてて一挙一動がどこか笑える&カッコイイ。


ベスト盤のライナーノーツにも書いてたけど、このバンドってスカのリズムって意外と少ないんだなぁ、と。ライブで踊ってると改めてわかる。スカってかBack Drop Bombあたりのミクスチャーに近いよなぁ、とか。
でも随所で全力でスカダンスもできて楽しかった~。


暴力的ではなく全力で楽しんでる大人たちのモッシュが最高に楽しかったです。
会場全体が盛り上がってて縦に横に動き回りながら自由に騒げた~。ペース配分はミスったけど中盤くらいから気力が体力を凌駕しはじめて、ただただ全力で楽しんだ!
次は9年後と言わずに早いペースで大阪に来てほしい!これだけファンが待ってるんだから!