soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/09/18 BORIS、DISGUNDER @ CONPASS

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DISGUNDER

ツインギターと強力なリズム隊、吠えまくりな女性Vo.で重厚な大突進。
カンっ!と鳴りの良いスネアのブラストビートがたまらない。巨大移動要塞がすべて粉砕していくようなパワーありました。めっさかっこええ!


音は凶暴そのものなんだけどメンバーの雰囲気がいたずらにギラついてるんじゃなくてどこか人間味ある感じなのも良かった。暴れながらパーティー感がある。


演奏は全パートめちゃくちゃ上手い。フレット上を指が、いや腕が大きく動きまくってた!
演奏力のある人達のハードコア/グラインド・コアはかっこいいなぁ。


基本イカついメンバーのなか、ドラムだけバイトみたいに普通の風貌で大丈夫か?……と思いきやライブ始まると鬼のブラストビート。めっさ迫力ある!
帰って調べてみたらGO-ZENのドラムさんだそうで。納得。


長髪ギターの人は半分以上フロアで弾いてました。
たまに四方に用意してあった脚立に乗ったりも。登るときも弾きまくりなのにまったく演奏がブレない!


ちなみに、客に紛れて一度も使われなかった上手の脚立がありました。大友さんがラジオで語ってた”山本精一さんがライブ中にお茶入れをすると思いついてフロアに茶器を置いたけど客が入りすぎて見えなくなった”ってかの伝説のエピソードを思い出しました(笑)


BORIS

意外にも(?)初BORIS


アルバム『PINK』の完全再現。
なんでドローンよりドカドカとビートのあるパンキッシュな曲が中心。
とはいえ音とリフの塊がぶつかってきて頭が麻痺していく感じはドローンの感覚に近い。
表情変えずに黙々とギターをかき鳴らすWATAさんはお美しいなぁ。


元々デカかった音量が「俺を捨てたところ」でさらに強烈に。音で身体が振動しておりました。
爆音に昇天しながらなぜかこち亀40年の思い出が走馬灯のように巡ってました; ありがとう両さん!(謎)