soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/11/22 Die Krupps、Leaether Strip @ vijon

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2015年、EBMのパイオニアDie Kruppsが活動歴30年にして初来日。そして2016年、大阪を含むジャパンツアーが敢行されました!生きてりゃこんなこともあるのか!


ライブ前に物販でユルゲンにサインをもらいました……泣きそう。

leaether strip

ハゲたおっちゃんひとりががなり続けるダークなフューチャーポップ。ダサい!一般人には理解されないダサさ!それがイイ!それこそEBM、フューチャーポップ!


ちょいゴシックでスペーシーなシンセ&カッチカチな無骨ビートにおじさんの声が乗る。
よく考えるとここまで真っ当なフューチャーポップ/ボディのライブは初めてです。
最初はテクノより遅いBPMに戸惑ったけど、執拗なリズムにしだいに毒されてきて良い感じに頭ん中が気持ちよくなってきました。


「Kiss My Deutschland」って曲がカッコよかった。タイトルがもうカッコええ。
あと「Japanese Bodies」って曲も印象に残ってる。日本では初ライブらしくてこの曲やってるときは嬉しそうだったなー。


完全に一人でのライブ。機材の操作はほとんどなく基本は歌って叫んでる。
見た目は北斗の拳に出てきそうスキンヘッドだけどすごく人が良さそうに笑うし、動きがたまにキュートでキュンとしました(笑)


Die Krupps

カーテン越しにDie Kruppsがサウンドチェックしてる音が聴こえる!!
めっちゃドキドキしてる。俺ってやっばインダストリアルメタル大好きなんだなぁと再認識。


ついに見れたインダストリアルメタルの雄・die krupps!
ベースはシンセベースながらとにかく音が重い!ギターがザクザク!「High Tech/Low Life」「The Dawning of Doom」「Isolation」「Black Beauty White Beast」「To the Hilt」「Metal Machine Music」「Fatherland」「Machinaries of Joy」。
ずっと聴いてきたあんな曲やこんな曲まで聴けて……本当に今年1番興奮したかもしれません!


ユルゲンは50代後半ながら肉体も表情も声もまったく老いを感じさせませんでした。渋い声からシャウトまでかっこよすぎる!
メタルパーカッション・シュターロフォンには大興奮。一発の特大ヒットでも乱打でもめっちゃ良い音で鳴るなぁ。


ギターは重いリフを刻みまくり。2m超えであろう超身長がポースを決めて弾くのがたまんない。ドイツのバンドってちょい中二病なポースセンスあるよなぁ。一周してかっこええー。


全員の身長が高いバンドってかっこいいですよね。迫力がある!
vijonはステージが高いから見上げるようにして見てた。上にいる力強さ!
代表曲ではマイク向けられて思いっきり叫んできた。Metal!Machine!Music!


リズムも声もギターも鉄も、すべてが快感の音となって耳に届いてきました。何も考えずにとにかく興奮しっぱなしの1時間半でした。


珍しくスタッフさんにセトリをお願いしたり(無事ゲット!
それだけ自分にとってスペシャルだったんやなぁ