2016/12/28 Radio Crazy 2016 (雨のパレード、OKAMOTO'S、Gotch & The Good New Times、東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama、O.Y.Z CRAZY[The COLLECTORS、フラワーカンパニーズ]、BOOM BOOM SATELLITES Live ARCHIVE、サカナクション)
Radio Crazy〜。今年のフェス納め!
年齢層高めなバンドばかり見てた気がします;年末フェスは夏とはまた違った空気あっていいよなー。
ちょっとした音/歌詞/コトで今年の出来事を思い出して感情が揺れ動くことがあります。
雨のパレード
人が多すぎてあんまり姿は見えず。
でも音から面白いことやってるのがわかる。生とデジタルが共存するビートを人力で生み出してるドラムが素敵!
ビートも音作りも面白い。
色んなジャンル吸収して若手とは思えない完成度……な最近のバンドとちょい違って、根本から新しいモノを生み出してる感あります。
ただDelphicにも近い肉体的なライブしてるのにお客さんが大人しいのがもったいない感も。
昔のsawagiみたいに照明でがっつり煽ったりしても面白いんじゃなかろうか?ワンマンだとどんな感じか気になるなぁ。
OKAMOTO'S
スター性ありまくりな4人のロックンロールは痛快!フジのヘヴンでも盛り上がりそうなくらい。レッチリっぽい新曲のサビのベースが激渋スラップで最高でした~。
濃い顔のロックはええなぁ。「Dance with you」「Beautiful days」はアンセム感ある。新曲もなかなか。個もバンドもとにかく華があります。
タイムテーブル冊子にハマさんだけFM802でDJやってたマークついてないって話は爆笑した(笑)
Gotch & The Good New Times
アジカンのゴッチのソロ。
ロックである前にグッドミュージック。それがグッドなロックに繋がる。なんかグッドすぎて泣きそうになりました;
良い意味で起伏のない、ずっと気持ち良い音楽でした。ベストアクト候補!
mabanua、YeYe、the chef cooks meの人、etc……とバンドには豪華なメンバーを呼んでいる。mabanuaさんのインパクト少なめでしっかり聴かせるドラムが最高!
カントリーっぽいの、クラシック・ロックっぽいの、UKロックっぽいの、轟音……と色んな面を見せながら落ち着いたグッドミュージックって軸がある。
ゴッチも何度も行ってたけどゆらゆら~と揺れながら聴きたい音楽でした。集中しなくても耳に入って来れば気持ちよくなる……。
リズム隊がグルーヴでマッサージチェアのようにずっと揺さぶってくれたのが心地よい。ドッカーンって高揚感じゃなくてずっと振動して気持ちよくしてくれる。
東京スカパラダイスオーケストラ with Ken Yokoyama
スカパラ feat 健さん。
セトリのメインはスカパラのインスト鉄板曲。ボーカルだけじゃなくてギタリストとしても健さんを呼んでました。必死に弾いてたなぁ;変にスカパラみたく余裕見せなくてもソレで……ソレが良いんだな。
健さんの「Punk Rock Dream」とコラボ曲の「道なき道、反骨の」も披露。
「道なき道、反骨の」のボーカルは決して上手いとは言えないけど心震えるモンがありました。
O.Y.Z CRAZY[The COLLECTORS、フラワーカンパニーズ]
楽器は2バンド分用意。フラカン→THE COLLECTORSの順でライブ。それぞれ一曲づつコラボ。
フラカンはちょい声が出てないトコあったかな?歌詞が聞きとりにくかったような。「冬の盆踊り」でTHE COLLECTORSのメンバーが登場。ヨサホイ歌ってる加藤さん;
THE COLLECTORSが良かった!
なんたって古市さんのギターが最高!あの独特なソフトタッチのストロークがめっちゃカッコいいです。
ドラゴンボールのED曲になった新曲を大阪初披露。ギター、ベース、ドラムが段階的に組み合わさっていく…ポストロックみたいなテクニカルな面を見せて、このおじさんらカッコええな……と
フラカンとコラボした曲は「世界を止めて」。文句無しに名曲です。グッときた。
BOOM BOOM SATELLITES - LIVE ARCHIVES
川島さんの追悼企画。
縦長スクリーンで2013年のBOOM BOOM SATELLITESのライブ映像を流しました。「HELTER SKELTER」「KICK IT OUT」「NINE」の3曲。他のアーティストと同様にアーティスト紹介のジングル映像もちゃんと流してました。FM802、粋やなぁ。
映像でもみんなでしっかり盛り上がってきました。
2014のレディクレで「KICK IT OUT」に合わせて思いっきり蹴り上げたなぁと思い出しながら今回も蹴り上げたり、「NINE」で天に手を伸ばす川島さんをみて涙が止まらなくなったり。
川島さんをじっと見るのはもちろん、未来がほぼわかっていた中野さんはどんな想いでライブしていたんだろうと思うと胸が締め付けられるようでした。
ステージではなかなか笑わない2人が最後の挨拶で笑顔を見せてたのになんだか救われた気持ちがしました。川島さん、中野さんありがとう!