soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/01/24 Lazyeyes、slimcat、揺らぎ @ Clapper

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Slimcat

アメリカンなロックンロールと青春ロックと、なサウンド。かなり若いバンド?


盛り上げ方は若いな〜、って感じだけど演奏はタイトかつヘビィで上手い。自然とRATMのリフ入れたりもしてました。
グルーヴがところどころ日本人離れしたアメリカングルーヴを放ってました。


Christopher OwensやWeezerのような明るいロックの空気ありながら、ヘヴィなリフが出たり、テクニカルなギターソロがあったりとナニかが変わってる。
ポストグランジみたいなタメのあるグルーヴが出てきた時は”おお、洋楽っぽい!”とビビっときたり!


揺らぎ

轟音の演奏 & 霞みたいな儚い歌声。めっちゃよかった!が、短い!!!


姿勢良く佇んで透き通った声を聴かせる女性ギタボ、轟音と切なさをかますギター、全力でぶっ叩きまくるドラム。
シューゲイザーのお手本のようなバンド、と同時に王道を極めに極めて次の扉を開こうとしている感もありました。
めっちゃ良いバンドや~。なんたってあの声は反則級だなぁ。


直球なシューゲイザー曲オンリーで30分もやらなかったかな?ずっと聴いていたい音だったので……もっと聴きたかった~。
隣にいたLazyeyesのメンバーも終わった時”What?”と残念そうにしてました;


アグレッシブに演奏してるドラムとギターから出る強烈な音はもちろん気持ちいいけど、おとなしく弾いてるようで実はエゲツない音が出てるのがボーカルさんのギターってのがたまらない。
シューゲイザーってこのアンバランスさよなぁ。


LAZYEYES

音はシューゲイザーながらえらくファンキーなキャラクター。
”What we say water in Japanese?”
”Mizu-(みず〜)”
”pizza?” ”yes, we love pizza”
なんてやり取りはもはやメロコアバンド(笑)


シューゲイザーにしてはギターの位置がえらく高い。ドラムはぶっ叩きまくりでシューゲってハードコアが根っこにあるよなぁ、と感じたり。


スケールがデカいタイプではなく、エッジの聴いたノイジーなギターが聴けるタイプのシューゲイザーでした。
Slimcatと揺らぎのちょうど間にあるバンドと言えるかも。
一見”ん?”と思った今回のブッキングも終わってみると”あぁ、納得!”に変わったのであります。さすがTone Flake!


LAZYEYESはライブも良かったし、他のバンドの時に客席で1番楽しんでたのも良かったなぁ。
1番ノッてたし、終わった時は1番残念そうにしてた。完全に見る側になって楽しんでる。