soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/02/17 山本精一展(獅子舞と兵隊 [山本精一 × 西滝太 × 砂十島NANI] ) @ 難波ベアーズ

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山本精一展・最終日。まだ増える絵の数々;
がっつりハマったキンメさんの工芸茶をいただきながらライブを待つ。スタッフさんやキンメさんから”今日はとにかく音が大きいですよ”と言われたので期待大!
ちなみにPAはこの日だけ保海さん。


山本精一×西滝太×砂十島NANIの布陣で即興演奏。一瞬でも気を許したら首を刈られそうな常にギラギラとした爆音サイケでした。


西さんのセンスが光りまくってた。叩きつけるような暴力的な音から下をしっかり支えるベースラインまで。PARAの活動で見せている数倍のポテンシャル!


山本さん西さんの絡みホントに面白かった。片方がベース(低音)を弾くと片方はすぐにウワモノ部分を弾きはじめる。切り替わりが3秒内レベル。さらにリズムやメロディだけでなく音色まで合わせるのがスゴい。
で、それを見て山本さんが”ほーそうくるか”としきりに頷いてたのが印象的。


NANIさんは最初はブラシスティック。ブラシとは思えない大きい音が出てた脅威のベアーズPA
驚異的なバトル&コラボをする西さん山本さんに時に合わせて時にズレて……やはり素晴らしいドラマー。シリアス100%でぶっ叩きまくっておりました。


開始1分からすごい緊張感。その張り詰めたテンションが最後まで続く恐ろしいライブでした。
終盤に全員で爆音を鳴らす部分はステージ上に漂う見えないエネルギーが大爆発を起こしているようなパワーがありました。


それでも耳がおかしくならない保海さんの素晴らしいPA
おそらくこの日はベアーズPA保海さんと山本さんが”共演”する最後のライブ。長年の最強タッグ。気合の入り方もハンパなかった気がします。


洞窟からギラギラしたパワーが放出されるかのようなアンダーグラウンド激烈サイケ演奏。それを支える保海さんのPA
アブナイ空気と音。これぞベアーズだ!



3日間を通してコラボ相手に対する山本さんの目線の違いも面白かった。
津山さんとは、お互いまったく見ることなくに完全なシンクロをしてるテレパシー的な。
須原さんとの場合も、あまり見ず。逆に須原さんはしきりに山本さんの出方を伺って合わせている。
西さんとは、山本さんがしっかり西さんの方を見てた。
西さんには以心伝心じゃなくまだ把握していない部分もある。そこを面白く感じているように見えました。
3日間行ったからこそできる楽しみ方~。


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