soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/08/06 BUNGALOW 5th ANNIVERSARY~PARK LIFE~ (次松大助、nabowa、jizue、奇妙礼太郎、Plaris、Port of Notes) @ 円山公園野外音楽堂

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jizueやnabowaが所属する京都のレーベルbudmusic。そこが運営する飲食店BUNGALOWの5周年です。たぶん。


円山公園野音ははじめて行きました。前から気になってた場所。
ホントにここ?ってな近所の公園みたいな場所にあって広さもこじんまり。座席は簡易な固定ベンチ。
大阪城野音服部緑地野音に比べるとシンプルなトコですな。コレはコレで不思議な空間。


次松大助

ソロだとこんなにピアノ弾きまくりなのね。クラシカルな演奏でめっちゃ上手い。呑んでフラフラなボーカリストからイメージが変わった(笑)
「レモンの花が咲いていた」やったり、最後はnabowaのベース&ドラムとの即興セッション。こういうのもできるのねー。


nabowa

安定の演奏。スパニッシュなフレーズの新曲があったりで面白い。このときは新譜の新曲がチラホラ出てきてたとき。

jizue

見るたびに良いバンドになってる気がします。特にドラムのどこまでぶっ飛ぶんだーってな連続的爆発がすごい武器になってきてる。


ラストにレーベルメイトのnabowaのメンバー全員を呼んでのセッション。仲の良い2組!
jizueにヴァイオリンが合わさってめっちゃ気持ちよかった~。リズム隊が2人になっても崩れないのがスゴい。

奇妙礼太郎

弾き語りスタイル。
”暑いな~”とか嘆きながらマイペースで歌っていく。ホント心地の良い歌声。


この日は日本人にとってとても重要な日である8月6日。
その日に「悲しくてやりきれない」をカバーしました。MCも無く、なにも言わずただ歌う。ぶち素敵じゃ。
その直後に「お嫁においで」をカバーするのも素晴らしい。これは確実に意識してますよね?



Polaris

ドラム無しのデュオスタイル。ドラムは打ち込みトラックを流してました。2人だけでステージに立つのは結成当時以来で17年ぶりだとか。
”昔は2人で曲を作ったよなぁ”とか思い出話が聴けました。レアなモノを見れた!


ドラムが無くともオオヤさんの浮遊感と柏原さんのド低音が織りなす気持ちよさは損なわれていない。
打ち込みなのでテクノ/ニューウェーブみたいなトコもあり、”一定テンポの気持ちよさ”ってなのがありました。
2人がとてもリラックスして、楽しそうに演奏してたのも印象的。


そして!”珍しいカバーをやります”と言ってスタートしたのが電気グルーヴの「NIJI」!
マシンドラムに合わせてギターとベースが絡み合って、キラキラフワフワとどこまでも昇天していく気持ちよさ!これは最高としか言いようがなかったです。良いもん見た!


Port of Notes

畠山美由紀さんと小島大介さんのデュオ。同期は無しでギターと歌のみの世界。フワっとした音像にはエレクトロニカのような世界観がある。
夕日と一緒に聴いてると…なんだか眠たく;
うつらうつらしなが聴いてたのであまり覚えてないかも;





よいメンツが揃っており、セッションやレアカバーなど珍しいのも見れて、良いイベントでありました。