soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/12/11 SLOWDIVE @ BIGCAT

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フジの1.8倍はよかった!
正直フジの思い出を回収するぐらいの気持ちで行ったけど……や〜、スゴかった!めっちゃ気持ちよかった!
約二時間ぐらいガッツリシューゲイザーを浴びてきましたわ。これがシューゲイザー・パイオニアの真髄か。3回目にしてようやくわかった~。


良かった要因としてデカいのはVJか。
サイケな映像と音の溶け合い方がヤバくて音のトリップ感も相当なことになってました。
音もハコの密閉空間の方が音が充満して迫力&重みあったかな。てかフジの時は疲れて立ってるのがやっとだったからなぁ;


VJの映像はサイケな細胞みたいなのが多い。
ジャケっぽい線のデザインやら吸い込まれるブラックホールみたいなのも。
光のブラックホールwindowsスクリーンセーバー的な)とシューゲイザー音楽の合わせ技はヤバかった!



男性勢は顔を真下に向けてまさにシューゲイズしながらの演奏。
そのなかレイチェルだけニコニコと笑いながら歌ったり、踊ったり、ギター弾いたり、タンバリン叩いたり。おかげで和やか〜な雰囲気がありました。
でも、シリアスな曲のど真ん中でクシャミしてたのは和みすぎ(笑)さすがに下手ギターと向き合って笑い合ってました。


ドラムの音がデカくて最初の音はビクンとした。
ベースもグオングオンと唸ってる。ギターは案外音は大きくない。ただとにかく奇麗。声も素敵だなぁ。




フジ最後の「golden hair」は本編のラストに。やはり昇天っぷりがスゴい。フジではこの曲が際立ってた印象だけど、ワンマンは他の曲もスゴかったな。
アンビエントとかでなく、とにかくシューゲイザーなライブ。アクションのあるバンドじゃないからVJの効果がデカい。


3回目にしてようやくSLOWDIVEの真髄を見た気がします。
2017年はシューゲイザー系ライブが豊作だったけど、その中でもベストかもなー。
今回は近くで見たけど遠めからも見てみたい気がする。プロジェクターの光もひとつの演出になってた(と思う)