soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2018/04/16 DMBQ、YPY、MSHR @ CONPASS

MSHR、DMBQ、YPY。3組み並ぶと暗号みたいだ(笑)

YPY

ボコボコデュクデュクと普通じゃない音が集合。でもしっかり浸れるし踊れる。
ビートが"ビート"というより"心臓音"みたいでした。音が生命体のよう。


CONPASSの後方スピーカーもフルに使ってたので、場所によって全然聴こえ方が違う。Geistの影響かあるのか、それもと前からやってたのに自分が気付かなかっただけか……。


MSHR

アメリカの超実験的パフォーマンス・男女デュオ。


ラクタの山みたいな自作シンセでのノイズ系ライブ。
光センサーで音を出してて、電球を激しく点滅させてモジュラーシンセのようなキュキュキュ音を出してました。
音自体も電球のような丸みがあってどこかかわいらしい。ノイズなのに危険なムードがありませんでした。


中盤から伊東篤宏さんのオプトロンを思わせる蛍光灯/フラッシュか登場。
光の強さで音が変わるのだろうか?爆発音のようなものすごい音がしてました。
連続フラッシュは音のマッサージのような気持ちよさ。視覚も聴覚も快感に直通するライブのピークでした。


最後はお互いが触るとシンセの音が変わる摩訶不思議なギミックを披露。
床に鉄板を敷いてたから身体を通して……ってことかな?
E.T.を思わせる宇宙人の交信みたいなパフォが面白い。




何が起こってるかよくわからないけど、なんだか面白かった!
どうなってるんだろう?とワクワクする好奇心への刺激。
わかんなくてもいいや!とノリノリになる聴覚と視覚の面白さ。
楽しいライブ体験でした〜


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DMBQ

50分ほどのコンパクトな時間でロック:ドローンが3:7のバランスでまとまった、収まりのいいライブでした。熱気は突き抜けまくってたけど!


ノーMC。
ロックな部分も切れ味より音の粒子の固まりな側面が強く出てた気がします。


フロアはステージに詰め寄るより、自分たちのスペースで好き放題に踊ってた。ハッピーフリーキーなロック空間で……楽しかった〜!
こういう空気のなかでの和田さんの変顔からの連打は盛り上がるな!


空中ドラム無し。
ドラムタワーもサッと組み立てバカーン!とドロップキック。スピーディーでこれもまた良し!


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