soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2018/06/26 PNS(山本精一、角矢胡桃、tbt S) @ 難波ベアーズ

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ベアーズでPNS。
ノイズのイベントでシリーズモノだそうです。出たい人はスタッフまでとのこと by 山本さん
イベントのコンセプトとかは特に語られなかったけど……とにかく大音量でノイズって感じだったかな?終わったあとの耳鳴りすごかったー。


角矢胡桃さん

個人的にはいま一番面白いノイジシャンです。


卓上のエフェクタ、モジュラーシンセ(?)をグイグイいじくりまわして激烈ノイズを。
オシャレなカッコをしてるイマドキの女の子な人がヤバいノイズをブチかます
最高ですな!この感覚はTADZIOに近い!




最初は小さい音……から急にデカい音が鳴る。ビクッとなる音量で緊張感がすごい。
しばらくは静から一瞬の動へのアプローチ。


途中でケーブルを強引に抜き挿しして配線を変える。挿す時にデカい音がしないかまたもやビクビク。
配線変えてどんな音がでるか……偶然性も取り入れてる?


しだいにデッカイ音が継続するようになる。
ひとつの機材をいじり倒してノイズをかまし倒してました。
アクションは大きくはない。音で勝負。


終わったあとの”ありがとうございましたー”って挨拶が普通の女の子。すげぇな。
最初のデカイ音が効いてたな。
あれでずっとドキドキしながら聴けました。


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tbt S

地べたに座り込んでのギターと大量のエフェクターを使ったノイズ。
細かい音の集まりからズゴゴゴとうなり続けるノイズへ。
緊迫感よりヌメつとしたノイズでした。


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山本精一

妙に明るい照明の中でノイズを演奏。
それがまた異常な研究室っぽい雰囲気でよかったです。


メロディあるギターソロがだんだんと壊れてノイズになっていく感じ。
キレてるかの如く力技な動きでギターを弾き、エフェクターを踏み潰しておりました。動きの一つ一つがジャブのような鋭さあった。


PCとキーボードもあったけどギターの音ががデカくて何に使っているかはあまりわからず;
シールド抜き差しのノイズは強烈だったなー。


うーん、鋭い動きにドキドキはしたけど全体で見るとコレ!って展開はなかったかも。


今回は角矢胡桃さんのがノイズが一番ぶっとばされたー。


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