soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

小さな試練〜MAYOEZUNOMORI〜 / ヒガガガ本舗。

ツクールXP製のコメディRPG。プレイ時間は1時間半ほど。


熱血でシスコンな兄ハルと病弱でブラコンの妹ハナが、ハナの病気を治すために何でも願いが叶う聖杯のある試練の森を冒険する物語。兄妹のやり取りがコミカルで面白い。緊張感の無いヤツラだ。
絵は上手い。戦闘はオリジナルの画像を使用、更にADVパートがあるので絵の枚数は多めです。
ハナがカワイイ。戦闘中のハの字眉毛と防御ポーズは必見。


ゲームとしては楽しめませんでした。
シンボルエンカウント制で戦闘をするごとにステータスが下がるシステムあるので、必然的に敵を避けていく事になります。雑魚と戦いすぎるとボス戦でハマルことになります。ツクール作品で敵を避けるゲームってのは大体つまらなくなるのですが、このゲームも例に漏れずつまらなかった。
一番問題の場面は、あるルートを通った時にランダムエンカウント制が追加される場面。敵と戦ったらステータスが下がるシステムでランダムエンカウントを追加したらゲームが崩壊すると思うんだけどなぁ。
戦闘自体はキャラがよく動き、おもしろかったのでもったいない。
敵と遭遇した時点で、ステータスが下がるのは決定しているので、勝っても全然嬉しくないのが楽しめなかった原因か。


キャラのトーク、戦闘と良いモノを持っていながら、戦闘でステータスが下がるシステムが個人的に好きになれなかったので、最終的な感想はイマイチ。面白い戦闘を真っ向から否定してるわけだからなぁ。
普通に戦闘が楽しめたら良作になっていたと思います。