soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

let ride on the back beat / RMT

新旧織り交ぜてのごった煮なよろずゲームアレンジ。


スロー〜ミドルテンポの癒し系サウンドで固められています。儚い空気。
前作「N.C.B.N.C」と同じくテクノポップエレクトロニカ系統の音色だけどまったくコアな感じがしない作風。
優しい音色と歩くようなゆったりしたリズムにリラックスできます。
遅いテンポ、最後までテンションがあまり変らない曲構成、と自分の苦手な要素が入ってるにもかかわらず、何度聴いても飽きません。
ポップと静のバランス素晴らしい。


①「銀色(AIR)」アレンジ。エレクトロニカなリズムに乗って優しい音で名メロディが奏でられる。シンプルなリズムがたまらんです。適度にウネウネしてるのも良し。お気に入りのアレンジです。
②「ほしのまち(ドラえもん ギガゾンビの逆襲)」アレンジ。まったりテクノ。ポッカポッカな日差しの元でまどろむような和むメロ。
③「悠久の風(FF3)」アレンジ。クールなループにドキっとしました。音数の少ないSE、メロも良い味出してる。
④「カタリナのテーマ(ロマサガ3)」。アコギループが耳に残る心地よいアレンジ。空を飛んでいるような爽やかさ。
⑤「残光(Kanon)」。ビートを抑えたアンビエントなアレンジ。ただただシンセが気持ち良い。目立たない程度に挿入されたSEも上手いです。白昼夢に浸るような温かい曲。
⑥「はぐれ雲のブルース(この青空に約束を)」アレンジ。スローテンポのチープトロニカ。癒される。
⑦「City(SIM CITY)」アレンジ。平和な夜の町が思い浮かぶチルアウト・アンビエント。寝る前に聴きたい一曲。
⑧「親愛なる友へ(FF5)」。生音志向のフォークトロニカ。ひたすらアンニュイフレーズがループ。まったり〜。


中毒性の高い癒し系アレンジ。聴いてて心が落ち着きます。オススメ!
癒し系/浸り系が好きな人はぜひ。