soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2012/07/23 PARA @ 難波ベアーズ

そんな久しぶりって感覚は無かったけど約2年ぶりぐらいのPARAだそうです。
最後に見たのはBOROFESTA2010かな?*1


この日は第一部にメンバーのデュオ/トリオ、第二部にPARAのライブという形式。
自分は平日だったので仕事で遅れてPARAライブから参加。たぶん一曲目が始まったくらいにベアーズに入りました。



最初は後ろの方で見てました。山本さんとキーボードの家口さんの顔がかろうじで見れるような場所。
変拍子なのにフワフワと精神が開放されていく感覚。難解だけど神経は不思議と解放されていくPARAの音が広がっていました。
ステージの方を向いても見えないのでそのぶん音に集中できる。少しづつ気持ちよくなっていきました。
この日は西さんのシンセベースが太かった。ベースギターの新メンバーがいるのかと思ったほどです。


久しぶりのライブだからか時たまずれそうになる時がある。*2そういう意味では完璧なライブではないけど、この複雑きわまりない音楽を演奏しているのが機械ではないと再認識させてくれたケースでもありました。


セトリは持ち曲ほぼ全部やったんかな?『JACK』『CUBE』『M/O』『PASTRAL』『CORINTO』とベスト盤的セトリ。
最後にやった『ARABESQUE』で我慢できなくなって前へ。後ろの方の人壁を超えたらスルスル前に行けて3〜4列目ぐらいまで行けました。
さっきまでまったく見えなかった千住さんも見れた。髪を下ろしててめっちゃイケメン!
しかし相変わらずすごいドラムです。全体的にしなやかなのにパワフルに叩くところはすごい迫力。ブラスト・ビートのごとくシンバルとスネアを連打するフィルインが印象に残ってます。


最後は山本さんが思いっきり痙攣しながらのギター。
ふとギターを軽く持ち上げてステージの方を指さすからギター投げつけてくるんじゃないか、とも思いました。そんぐらいの迫力。


出し切ったようなライブだったんでアンコールは無いと思ってたけどステージに再登場。PARAもアンコールやるんだ。
で、このアンコール。前半がヤバイほどかっこよかった。ヨシタケさんと山本さんのギターがいつもにましてロックに絡み合う


最初はどこか硬かった演奏も『ARABESQUE』の頃には神がかり状態になってて昇天させられました。
脳が洗われるみたいな音の塊。気持ちいい〜。

*1:名演でした

*2:PARAの場合、わざとズラしてあとから合流って展開もあるのでミスなのかはっきり言えないですが