soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2014/05/14 Disclosure、Seiho @ BIGCAT


顔に線を重ねるアートワークが印象的な二人組ダンスミュージック・ユニット。
ハウスとベースミュージックの融合で大ヒット。僕も例に漏れずハマりまくってました。

Seiho

オープニングアクトは最近色んなところで名前を見かけるSeiho。


大物の前で気合が入ってるのがヒシヒシと伝わってくるレベルで超丁寧に音を重ねてく。それが見事に決まっててめちゃくちゃかっこいい!開始5分ですっかり虜にされてます。
シャープで綺麗なRustie系のサウンドにちょこちょこダブステのグルーヴも。


ただちょっと音が弱い?キックがまったく身体に響いてこない。ついでに言うと中盤から照明もほとんど動かずで環境が悪かったかなぁ、と。
※だいぶ音量絞った状況でプレイさせられたと本人がTwitterで告白してます
https://twitter.com/seiho777/status/466564488498397184

最後に「I Feel Rave」。ライブでは初聴き。このアンセム感はたまりません!


1年前の舞音楽祭ではOkadadaさんらTerror Fingersの流れのままにガバをかけて大盛り上がりしてましたが、今回みたいなインテリジェンスなプレイも出来るんですね。むしろこっちが本領か?




Disclosure

ダンスミュージック・ユニットではありますが打ち込みトラックと生演奏が融合したライブ。

下手の人が電子ドラムやサンプラーなどリズムを中心に、上手の人がキーボードやベースなどメロディアスな部分を中心に担当。
生の良さが出てるのはリズムの元気の良さ!裏打ちハイハットの気持ちよさがものすごいことになってました!


腰も肩もクネクネ動いちゃう一曲目「F For You」から高まりまくりました。しかも2曲目に大好きな「When a fire starts to burn」!曲調はハウスだけどなんとなくProdigyに近い攻撃的な雰囲気がたまらない〜。


その後もアルバムから中心に耳にこびりついてる曲を次々とドロップ。数曲をノンストップで演奏してMCで一区切り入れる、っていうコレまたDJとライブの間を行くようなライブ展開でした。
MCが意外と陽気な声でなんとなくパンクバンドのボーカルみたいで驚きました。『オオサカ、オオキニ〜〜!』を連呼しててラフな雰囲気。


改めて良い曲ばかり持ってるなぁ、と。
とにかく踊っちゃう!酒もバンバン進む!うっはーーー楽しい!!!すぐにドリンクに辿り着けるくらいの人口密度なのも良かったです。後方の方が踊ってるひと多かった気がする。
基本は原曲に忠実。でも曲によってはサンバ風のリズムをアドリブ的に叩いたりとライブ/生演奏ならではの良さも出てました。
VJは線の顔がもっとフューチャーされるかと思ったらそうでもなく、案外大人しい感じだったのは少し残念。


アンコールなどはやらずに一気に最後まで行きました。ラストは「Latch」。やっぱこの曲が一番の盛り上がり。Dadda--♪


良い曲で踊りまくった&飲みまくった!コレに尽きます。終わった後はかなりベロンベロンになって良い気分になってました。
いやー、最高だった!イマキテル感がビンビンでしたね。




【セットリスト】
F for you
When a fire starts to burn
Boiling
Tenderly
Flow
You & me
Stimulation
Grab her!
White noise
Voices
What's in your head
Confess to me
Apollo
Running (Disclosure remix)
help me lose my mind
Latch

しかし、先日のモーモールルギャバンでも思ったけども踊らない国・大阪の進行がヤバいな〜、とか思いました。
風営法で”踊れない”と騒がれてましたが、その前にみんなあまり”踊らない”……。ノリノリで聴くのが絶対的に良いなんて言いませんが、Disclosureであの大人しさは……うーん、昔からこんなモンだったかなぁ?The Musicのラストライブとかみんなバカみたいに踊ってた気がするけども。