soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

エンゼルロード / Lucifer Brand

RPGツクール製の短編ADVゲーム。戦闘は無し。プレイ時間は30分ほど。


いつの間にか記憶を失っていた主人公は無限ループする路地から出られなくなっていた…。
色々なモノを調べていく内に話の謎が解けていくタイプのゲーム。
調べられるものは基本的にランダムに歩いてくる歩行者のみ。目当ての歩行者が出てくるまで待つだけでゲーム性は無いと言って良いでしょう。
ストーリーはありがちな予測がつきやすいモノ。可も無く不可も無くといった所です。


特に目新しい点は無く、歩行者を調べるのが面倒くさかったです。悪いわけではないですが特別オススメするほどでも無かったです。
次に紹介するCaristをプレイしようと思っているなら、ちょっとした繋がりがあるので先にこのゲームをプレイする事をオススメします。

Carist / Lucifer Brand

オリジナル戦闘の中編RPG。プレイ時間は加速機を使用して1時間ほど。


まず目に付くのがフリゲでは珍しい頭身の高いキャラクター。他のゲームと差別化が計れています。イベントに合ったグラフィックが用意されていて、動きも凝ってます(特に死亡シーン)。
戦闘は銃で戦う独自のシステム。
撃てるだけ撃つ→リロード→ピンチになったら回復、を繰り返せばOKなので作業になるとも言えるけど、加速機使用&プレイ時間が短かったおかげで面倒に感じる前にクリアできました。
戦略性は薄いですが、見た目がカッコイイのでこの長さのゲームなら良い方向に働いたんじゃないでしょうか。長編ゲームだったらダレてたかも。
プレイ前に知っておきたい事が街中では矢印で決定ボタンを押すと人と話せる事。説明が無いから最初はコレで詰まった。


ストーリーは気持ちよく終わらないドロドロしたもの。
セリフが狙いすぎだったり、物語が駆け足で進んでしまった印象があります。
ラストダンジョンでの敵の言動は良く分からなかった。皆主人公を許しすぎな気が…。
でも作品の廃頽的な雰囲気は良かったです。最後まで一気にプレイできるだけの面白さはあった。


プレイ時間がもっと長かったら色々と荒が前に出てきたと思う。1時間ほどの長さだったから楽しめた、という感じです。
ちょっとした暇つぶしには良いゲームだと思います。