soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

C68・その4 Acice Plizm 5 & Acice Plizm 6/ 「5/4TAKEPOD」

「5/4TAKEPOD」Acice Plizm 5

5/4takepodさんのアリスプリズムシリーズの5です。このシリーズは2から買い続けています。takepodさんの曲といえばキーボードをこれでもかというぐらい弾きまくるプログレですが、今回もいつもと同じ路線で人間を超えているようなキーボードテクが聴けます。若干5までくるとマンネリ感も。
気に入った曲としてはまずtr③の演奏がすごい。曲も良い。tr⑥はラスボスっぽい。原曲が好きなんですがこのアレンジは良い感じ元を残してtakepodさん色に染め上げてます。正直、このCDは一緒に買った6に比べると見劣りしてしまいます。新しく生ギターを挿入したようですが、まだどう扱って良いのか試行錯誤してたのでは。コレといった曲が無いです。

ラストトラックは2人とも楽しそうだな〜。

「5/4TAKEPOD」Acice Plizm 6
5の次の6です。(当たり前)相変わらずキーボードが音色、テクニックとも最高です。
tr①はおとなしいイントロから一気に盛り上がるのがカッコイイ。この曲はギターが目立ってる。っていうかテクがヤバイ。どんどん展開していくので飽きません。tr③はこれぞプログレな曲。このCDではこの曲とtr①が一番好き。ってかこれもテクが神。tr④は妙なリズムのギターが癖になる。tr⑩はどこか鬼気迫る感じがする曲。キーボードが暴れてる時のフレーズが好き。
Ysさんの曲は自分としては面白い事はやってると思うけど私好みでは無いです。ドラムパターンなどに魅力を感じるものもあるんですが曲全体として考えると、う〜ん。ちなみにVoは歌詞が無理矢理っぽく感じるのと、男女ともあまりうまくないので自分はアウトでした。
アルバム全体が疾走感に溢れてて自分好み。いままでに比べて音の作りが格段に良くなった気がします。伴奏が前に出てきたのかな。聴いてて気持ち良いです。かなりお気に入りのCDです。

今回のラストトラック(正確にはラストから2曲目)は55坊主さんがいつもに比べて元気が無いような。なにかあったのかな・・・。

takepodさんのCDは集中して聴くと良いのですが、BGMとして聴くとリズムが複雑だからか気付いたら聴き終わっていると感じることがあります。あと曲数が多い上、似たような曲が多いの途中でだれる事も。BGMでなく集中して聴くのが良い聴き方でしょう。あとブックレットが毎回厚く、内容もいっぱいで良い意味で同人っぽさが出ています。特に4から始まった漫画調の絵がツボ。