soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

C68・その15 「Aether」/Essence

スクエアアレンジ最終回はAetherさんによる聖剣伝説アレンジ、Essenceです。原曲重視アレンジのお手本のようなCDで、聖剣がリニューアルされたらこの中の曲がBGMに流れててもおかしくないような曲ばかり。裏を返せば意外性はありません。レジェマナの曲は最初原曲と違いがわかなかったり。
前回紹介したVain Cryがとげとげしい音をだしていたのにたいしてどこか温かさを感じるアレンジ。アップテンポの曲も激しさより、メロのよさに耳がいきます。どんな曲が入ってるかは、HPにEruさんが自分で解説しているのでそちらを参考にしてもらうとして、オレのお気に入りは⑪のpowellのアレンジです。元が好きなのがでかい ですが、音色の選び方が良くてライナーノートに書いていた真夜中の森に迷い込んだというイメージ通りの曲になっています。それとレジェマナアレンジの④と⑤も爽やかで聴いてて気持ちいい。特に⑤の爽やかさはマジ半端無い。
このCDはブックレットにびっしりと曲紹介が書いてあるのも良いですね。作品への愛を感じる。こういうのを読むのは大好きです。

まったりしているのでオレはなにかしてる時のBGMに聴いてます。遅いとか、キレイだけじゃなくて優しい曲が聴きたい人にオススメです。逆にスクエアアレンジ=メタルアレンジって人には合わないかも。

Atherさんのevergreenが欲しいのに毎回コミケでは売切れてていまだ入手できず…。このまま廃盤になったら最悪だな。